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遊戯王OCGカード考察:DDD剋竜王(こくりゅうおう)ベオウルフ

今回紹介するのはペンデュラム・ドミネーションよりこのカードです。

 

 

 

DDD剋竜王ベオウルフ
融合・効果モンスター
星8/闇属性/悪魔族/攻3000/守2500
「DDD」モンスター+「DD」モンスター
①:このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
自分の「DD」モンスターが守備表示モンスターを攻撃した場合、
その守備力を攻撃力が超えた分だけ相手に戦闘ダメージを与える。
②:自分スタンバイフェイズに発動できる。
お互いの魔法&罠ゾーンのカードを全て破壊する。

 

 

貫通攻撃を付与して皆で殴れ!

 

 

ブラック企業「ディファレント・ディメンション社」融合課の新たなる上司です。

DDの融合モンスターとしては烈火王テムジン、神託王ダルク、

DDD怒濤壊薙王カエサル・ラグナロクに続く4体目となります。

ベオウルフとは中世イギリスに書かれた叙事詩、及びその主人公となる英雄の名前で

半ば相打ちの形でドラゴンを倒す物語となっています。

 

 

融合素材にDDとDDDをそれぞれ1体ずつ要求する融合モンスターであり

DD2体を素材とするテムジンやダルク、DDD2体を素材とするカエサルラグナロクの

丁度中間のポジションにあたる存在だといえるでしょう。

融合モンスターの中ではカエサルラグナロクに次ぐ攻撃力3000を誇り、

なおかつ素材の関係でスワラルスライムやネクロスライムの効果で融合召喚が可能な為、

カエサルラグナロクより出しやすいのが魅力となっています。

 

 

①の効果はこのカードがモンスターゾーンに存在する限り、

自分のDDモンスター全てに貫通効果を付与するというものです。

このカードだけでも攻撃力3000での貫通攻撃が可能であり、

守備表示モンスターを攻撃すれば大きなダメージを与える事が出来るでしょう。

 

 

②の効果は自分スタンバイフェイズ時にお互いの魔法罠ゾーンにあるカードを

全て破壊できるというものです。

やはり契約書カードを破壊する事でDDではすっかりお約束となった

契約料金の踏み倒しが可能となっています。

発動タイミングの関係上能動的に相手の魔法罠の破壊を狙っていくのは難しいですが

相手にカードセットを躊躇わせる効果は十分に期待できます。

また破壊するのは魔法罠ゾーンだけでペンデュラムゾーンのカードは破壊しない為、

ペンデュラムカードとの併用がしやすくなっています。

しかし相手のペンデュラムカードやフィールド魔法も破壊できない点には注意してください。

 

 

他のDD融合モンスターと比較した場合大量展開の布石となる烈火王テムジン、

ライフアドバンテージを確保しやすい神託王ダルクに対し、

この剋竜王ベオウルフはDD全体に貫通攻撃を付与できるのが魅力で

一気に勝負を仕掛けたい時に活躍が期待できるカードとなっています。

制覇王カイゼルや死偉王ヘル・アーマゲドンと並べる事が出来れば、

相手のライフポイントを一気に削りきる事も難しくないでしょう。

DDは除去手段に乏しい面があり、破壊耐性のあるモンスターに居座られると

除去に困るケースもあるのですがそんな状況を打破する手段としても効果的です。

特筆して強いというようなカードではないのですがあって困るカードではなく、

このカードならではの役割というのがちゃんとある1枚となっています。

他のDD融合モンスターと上手く使い分けていきましょう。

 

ベオラケ派とフィンラケ派の溝は深い・・・

ちなみに自分はデューラケ派です。おねショタいいですよね。子供弱いけど

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