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遊戯王OCGカード考察:DDD極智王(きょくちおう)カオス・アポカリプス

とうとう今年もあと1ヶ月です。

ペンデュラム・ドミネーションのCMが発表されましたね。

今回紹介するのはペンデュラム・ドミネーションよりこのカードです。

 

 

 

DDD極智王カオス・アポカリプス
ペンデュラム・効果モンスター
星7/闇属性/悪魔族/攻2700/守2000
【Pスケール:青4/赤4】
①:自分の墓地の「DD」モンスター2体を除外して発動できる。
Pゾーンのこのカードを特殊召喚する。
【モンスター効果】
「DDD極智王カオス・アポカリプス」のモンスター効果は
1ターンに1度しか使用できず、相手ターンにのみ発動できる。
①:このカードが手札・墓地に存在する場合、
自分フィールドの表側表示の魔法・罠カード2枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊し、このカードを特殊召喚する。
この効果の発動後、ターン終了時まで自分は悪魔族モンスターしか特殊召喚できない。

 

 

 

ブラック企業「ディファレント・ディメンション社」の局長がやってまいりました。

ペンデュラム・ドミネーションの看板モンスターでありCMでも大々的に宣伝されています。

DDのレベル7ペンデュラムとしては反骨王レオニダスに次ぐ2枚目となります。

 

 

ペンデュラム効果は自分の墓地のDDモンスター2体を除外する事で

ペンデュラムゾーンにある自身を特殊召喚できるというものです。

実質的にPゾーンが埋まっていない時に墓地のDDモンスターを2体除外する事で

手札から特殊召喚できる効果だと思ってもいいでしょう。

DDは墓地依存の強いテーマである為、DDモンスターを2体除外というのは

安易に使用できる効果ではないのですが一方でDD魔導賢者コペルニクスなどで

DDを墓地に送るのは難しくなく、特殊召喚自体は難しくはありません。

スケールが4とペンデュラム召喚を狙うには不向きなスケールな為、

基本的には特殊召喚を狙う為にペンデュラムゾーンに置く事になるでしょう。

 

 

モンスター効果は1ターンに1度、相手ターンにのみ発動できるもので

カオス・アポカリプスが手札か墓地にある場合、

自分フィールドの表側表示の魔法罠2枚を対象に選択して破壊し

手札、墓地にあるカオス・アポカリプスを特殊召喚するというものです。

表側表示の魔法罠2枚破壊するというコストは軽くはありませんが、

DDであればいざという時契約書を破壊して契約料を踏み倒す事が出来る他、

フリーチェーンで発動できる為相手にハーピィの羽箒などで魔法罠を破壊される場合に、

チェーンして発動して破壊される前にコストにしてしまえば無駄がありません。

また自分の発動した魔法罠にチェーンしてその魔法罠をコストにする事も出来る為、

こちらもディスアドバンテージを軽減する手段として覚えておくといいでしょう。

ペンデュラムゾーンのカードを張り替える手段の1つとしても利用が可能です。

効果を発動したターン、悪魔族モンスターしか特殊召喚できない制約が発生しますが

そもそも相手ターンにしか発動できず、自分のターンになれば制約がなくなる為、

この制約に困らされるケースはあまり多くないでしょう。

 

 

看板モンスターにしてはちょっと地味な感じしますね。

2700という攻撃力は悪くありませんがペンデュラム効果、モンスター効果ともに

特殊召喚に関する効果な為あまりエースモンスターという感じはしません。

モンスター効果により墓地から特殊召喚する事が可能ですが

ペンデュラムモンスターである為、墓地に送るには少し手間がかかります。

積極的に墓地から蘇生させたい場合エクシーズ素材にしてしまうのがいいでしょう。

レベル7である為No.11 ビッグ・アイを初めとする強力なエクシーズに繋げられます。

ペンデュラム効果は墓地依存度の高いDDにとって扱いの難しい効果であり、

モンスター効果は表側表示の魔法罠であれば何でもコストにする事が可能な為、

いっその事DD以外のデッキに出張させるのも1つの手だと思います。

コストとなる魔法罠を捻出できるなら墓地から蘇生させられるレベル7のモンスターとして

ランク7のエクシーズを狙うデッキに活躍が期待できます。

 

 

以下は個人的に相性がいいと思われるカードを挙げていきます。

※カード名をクリックでwikiを表示します

 

グレイモヤ不発弾

破壊された時に対象に選択したモンスター2体を破壊する永続罠です。

カオス・アポカリプスの効果で相手ターン中であれば任意のタイミングで破壊でき

ディスアドバンテージの軽減と共に相手の展開の妨害手段として役立ちます。

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