今回紹介するのはブレイカーズ・オブ・シャドウよりこのカードです。
EMトランプ・ガール
ペンデュラム・効果モンスター
星2/闇属性/魔法使い族/攻 200/守 200
【Pスケール:青4/赤4】
【モンスター効果】
①:1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。
融合モンスターカードによって決められた、
このカードを含む融合素材モンスターを自分フィールドから墓地へ送り、
その融合モンスター1体をエクストラデッキから融合召喚する。
②:このカードがPゾーンで破壊された場合、
自分の墓地のドラゴン族の融合モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターはエンドフェイズに破壊される。
使いまわせる融合素材!
エンタメイトの新しい仲間です。
アークファイブで榊遊矢がジャック・アトラス戦で使用したカードであり
その効果でルーンアイズ・ペンデュラム・ドラゴンの融合召喚へ繋げました。
髪で目が見えない顔やかぼちゃパンツが特徴的なモンスターです。
アイドルカードと呼ぶにはややデフォルメ色の強いイラストになっています。
なんとなく男性人気よりも女性人気のが高そうなデザインです。
ペンデュラム効果を持っていないペンデュラムモンスターですが
モンスター効果の②が実質的にペンデュラム効果だと言えるでしょう。
モンスター効果の①は1ターンに1度、メインフェイズ時に
トランプガールを含む融合素材モンスターをフィールドから墓地へ送り、
融合モンスターをエクストラデッキから融合召喚するというものです。
トランプガールを融合素材に含む関係上、融合召喚できるモンスターは
基本的に魔法使い族か闇属性を指定するものに限られてきます。
ただしDNA改造手術やDNA移植手術を使えばその限りではありません。
アンデット族に変えて冥界龍 ドラゴネクロ等を融合召喚するのも1つの手です。
なおトランプガールはPモンスターでありフィールドから墓地に送れない為、
テキストで墓地に送ると書いてあるのに墓地へ送りません
トランプガールを融合素材にすると必然的にエキストラデッキへ移ります。
テキストからはかなり間違えやすい部分なので注意しておきましょう。
②の効果はこのカードがPゾーンで破壊された場合に、
自分の墓地にあるドラゴン族融合モンスターを蘇生させるというものです。
ただしこの効果で特殊召喚したモンスターはエンドフェイズに破壊されてしまいます。
トランプガールはペンデュラムスケールが4である為、
ペンデュラム召喚を狙う為にセットするにはあまり向いていないカードなので、
竜剣士ラスターPやEMペンデュラム・マジシャンの効果を使うなどして、
積極的に破壊できるようにしておくといいでしょう。
特殊召喚した融合モンスターはそのターンの終わりに自壊してしまうので
その前にエクシーズやシンクロ素材にしてしまうのもいいでしょう。
蘇生制限を満たせないモンスターを蘇生する事が出来ない点には留意しましょう。
①と②の効果で出せるモンスターの条件を考えると
オッドアイズ・ボルテックス・ドラゴンとルーンアイズ・ペンデュラム・ドラゴンが
融合召喚するモンスターの筆頭候補になるでしょう。
融合素材にするとエキストラデッキに送られる関係上、
トランプガールとオッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴンをペンデュラム召喚できるならば
毎ターン融合召喚を狙う事も可能になるでしょう。
特にボルテックスドラゴンを毎ターン融合召喚する事が出来れば
相当な制圧力を発揮する事が出来るでしょう。
但しこの2体のモンスターを同時にペンデュラム召喚しようとする場合
スケール1とスケール8のペンデュラムスケールをセッティングする必要があります。
幸いどちらもEMドクロバット・ジョーカーでペンデュラム召喚できる対象に含まれる為、
ドクロバットジョーカーとモンキーボードを揃えれば条件を満たすのは難しくないでしょう。
EMトランプ・ウィッチと比較した場合レベルが2である為、
ペンデュラム召喚が可能な点が非常にありがたいです。
サーチ手段の豊富なエンタメイトという事もあり、
特に融合召喚を積極的に狙うエンタメイトでは採用したいカードだと言えます。