11月28日にMILLENNIUM BOX GOLD EDITIONが発売される事になりました。
今回はそんな中新カードとして判明しているこのカードの紹介です。
召喚神エクゾディア
特殊召喚・効果モンスター
星10/闇属性/魔法使い族/攻 ?/守 0
このカードは通常召喚できない。
自分フィールドの「封印されし」モンスター1体をリリースした場合のみ特殊召喚できる。
①:このカードの攻撃力は自分の墓地の
「封印されし」モンスターの数×1000アップする。
②:このカードは他のカードの効果を受けない。
③:自分エンドフェイズに発動する。
自分の墓地から「封印されし」モンスター1体を選んで手札に加える。
④:このカードが戦闘で破壊され墓地へ送られた場合に発動できる。
手札の「封印されし」モンスターを任意の数だけ相手に見せ、
見せた数だけ自分はデッキからドローする。
エクゾディアも物理で殴る時代!
なんとエクゾディア用の新しいカードが登場しました。
エクゾディア・ネクロス、究極封印神エクゾディオスに続く
エクゾディアの新しい形態と言えます。
見た目的には封印の解かれたエクゾディアといった感じですが
さすがにフィールドに出ればデュエルに勝利というかいうトンデモではありません。
特殊召喚モンスターであり自分フィールドのエクゾディアパーツ1体を
リリースする事で手札から特殊召喚が可能です。
封印されしエクゾディア以外のエクゾディアパーツは通常モンスターであり
予想GUYでデッキから直接特殊召喚できる為特殊召喚は難しくないでしょう。
墓地のエクゾディアパーツを思い出のブランコ等で蘇生させるのもアリです。
効果は4つ存在し、それぞれの効果が他の効果に強い影響を与えています。
①はフィールドのエクゾディアパーツの数×1000だけ攻撃力が上昇する効果です。
エクゾディアパーツは全て制限カードである為最大攻撃力は5000になります。
②の効果は他のカードの効果を一切受けないという完全耐性です。
①の効果と合わせ、最大で攻撃力が5000に到達する完全耐性という
非常に恐るべき性能を発揮可能となります。
ただし自分のサポートカードの効果も一切与える事は出来ません。
③は自分のエンドフェイズに墓地のエクゾディアパーツ1枚を手札に加える効果です。
これにより墓地にエクゾディアパーツが5枚揃っている状態で5ターン耐えれば
エクゾディアパーツを5枚揃えてデュエルに勝利する事が可能です。
しかしそれと同時に墓地のエクゾディアパーツを回収する事になる為、
毎ターンこのカードの攻撃力を下げてしまう結果になります。
またこの効果は強制効果であり必ず回収しなければならない点にも注意です。
④の効果はこのカードが戦闘破壊されて墓地へ送られた場合、
手札のエクゾディアパーツを任意の数だけ相手に見せて
その数だけデッキからドローできるというものです。
戦闘破壊される事が条件ですがエクゾディアは②により一切効果を受けない為、
墓地利用を妨害されるかラヴァ・ゴーレムなどでリリースされない限りは
この効果を発動する事が可能です。
ドロー効果としては非常に優秀で、③の効果でエクゾディアパーツを回収していれば
それだけ戦闘破壊された時に大量にドローする事が可能となります。
特に墓地にエクゾディアパーツが5枚全て揃っている場合、相手からすれば
「早く倒さないとエクゾディアを揃えられてしまうので倒さなければならない
しかも倒したら倒したで大量にドローされてしまう・・・」
というやるせない気持ちにさせる事ができるでしょう。
このカードの登場により基本的にエクゾディアパーツを揃える事しか
勝ち筋の無かったエクゾディアに新たに「物理で殴る」という選択肢が生まれました。
いざという時に別の勝ち方を狙えるというのは中々に大きなポイントであり
どちらかの勝ち方が狙いにくいデッキが相手でも柔軟に勝ちを狙っていけます。
相手からしても両方の戦略に対応しなければならない点は厄介と言えるでしょう。
またただ殴るだけでなく、③と④の効果により今までと同じく
エクゾディアパーツを揃える勝ち方もサポートしてくれます。
この場合高い攻撃力と完全耐性は壁として運用する際にも役立ってくれます。
ただ欲張って両方の戦い方のカードをデッキに採用してしまうと中途半端になりがちです。
基本的にどちらの戦い方をメインで狙っていくかを最初から決めておき、
状況に応じてもう1つの勝ち方を狙っていくのがいいでしょう。
非常に強力なカードですが最大限に活躍させる場合、
墓地にエクゾディアパーツを出来る限り送る必要が出てきます。
おろかな埋葬や高等儀式術などでパーツを揃えるのも効果的ですが、
このカードと同時に墓地にエクゾディアパーツを揃えるのに貢献するカードも登場しました。
せっかくなのでそのカードも紹介しておきましょう。
魔神火炎砲(エグゾード・フレイム)
永続罠
「魔神火炎砲」の①②の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
①:フィールドのモンスター1体を対象としてこの効果を発動できる。
手札・デッキから「封印されし」モンスター1体または
「エクゾディア」カード1枚を墓地へ送り、
対象のカードを持ち主の手札に戻す。
②:このカードが魔法&罠ゾーンから墓地へ送られた場合、
自分の墓地の「封印されし」モンスター1体または
「エクゾディア」カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを手札に加える。
エクゾディア用のサポートカードです。
エクゾディアの必殺技名と同じ名前を持つ必殺技カードの一種ですが
永続罠だったりフィールドにエクゾディア自身を必要としない等珍しい特徴があります。
フィールドにエクゾディアを必要としないのは
元々エクゾディアがフィールドに揃えるカードではないというのも要因しているのでしょう。
効果は2つ存在し、1ターンに1度どちらかの効果を発動できます。
①の効果はデッキのエクゾディアパーツ、
もしくはエクゾディアと名の付くカード1枚を墓地へ送り、
フィールドのモンスター1体を持ち主の手札に戻すというものです。
簡単に言えば毎ターンデッキを肥やしつつ発動できる強制脱出装置です。
強制脱出装置が毎ターン発動可能なんです。
フィールドに維持しておく事が出来れば毎ターン相手の展開を妨害できる上に
エクゾディアパーツも簡単に墓地に揃える事が可能となるでしょう。
召喚神エクゾディアとの相性は抜群であり攻撃力の上昇に貢献するだけでなく、
戦闘破壊されたくない場合には相手の攻撃から守る手段としても役立ちます。
また召喚神エクゾディアの攻撃力を上げられる事から
場合によってはコンバットトリックとしても活用する事が可能です。
相手フィールドのモンスターの数だけが変動した場合、
戦闘の巻き戻しが発生しない事は覚えておくといいでしょう。
②の効果は魔法罠ゾーンから墓地へ送られた場合に、
墓地のエクゾディアパーツかエクゾディアと名の付くカード1枚を
手札に回収する事が可能というものです。
エクゾディアパーツを手札に揃えるのに貢献してくれる他、
墓地に行った召喚神エクゾディアを再利用する目的でも活躍してくれます。
相手に破壊されて発動するのは勿論、自分で墓地に送った場合でも発動する為、
マジック・プランター等で能動的に墓地へ送って発動する事も可能です。
①の効果と合わせて1ターンに1度、どちらか片方しか発動する事が出来ない為、
例え破壊される状況でもどちらの効果を使うか考える必要があるでしょう。
どちらも非常に強力なカードだと思います。
正直これらのカードの登場によりエクゾディアがどれだけ活躍できるかは、
自分にも予測がつきません。
どっちも下手に暴れたりしたら簡単に規制を食らってしまいそうなカードです。
以下は個人的に相性がいいと思われるカードを挙げていきます。
※カード名をクリックでwikiを表示します
どちらも強力なカードですが一方で除外には滅法弱いです。
もし相手が対策を講じてくる場合真っ先に狙ってくるのが除外だと思いますので
こちらも除外に対する対策はしておくに越したことはないでしょう。