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遊戯王OCGカード考察:神の通告

今回紹介するのはブレイカーズ・オブ・シャドウよりこのカードです。

 

 

 

神の通告
カウンター罠
①:1500LPを払って以下の効果を発動できる。
●モンスターの効果が発動した時に発動できる。
その発動を無効にし破壊する。
●自分または相手がモンスターを特殊召喚する際に発動できる。
その特殊召喚を無効にし、そのモンスターを破壊する。

 

 

 

神の宣告から長く続いている神カウンターシリーズに新しい1枚が登場しました。

通告とついていますがイラストでは既に実刑を下していいます。

お仕置きを受けているのは失楽の聖女でしょうか?

多分また何か持ち出したんでしょうね。

 

 

やはり他の神カウンターと同じくライフコストで発動するカウンター罠となっています。

1つ目の発動条件はモンスター効果が発動した場合、

2つ目は自分か相手のどちらかがモンスターを特殊召喚する場合、

このどちらかの発動条件をトリガーに1500LPを支払う事で無効にして破壊します。

 

 

言ってしまえばコストがLPになったマジェスペクター・テンペストと言えます。

マジェスペクターとデュエルをしてテンペストを使われた事がある人なら

この効果がどれだけ辛いかは恐らく実感できているかと思います。

1500というライフコストは決して少なくない数値ですが

それでも腐る事のほとんど少ない非常に優秀な効果だと言えるでしょう。

前半の発動条件はチェーンブロックを作る(発動をする)効果を、

後半の発動条件はチェーンブロックを作らない(発動をしない)特殊召喚を

それぞれ無効にする為、このカードを十分に使いこなそうとする場合、

チェーンに関してしっかりと勉強しておく必要があります。

自信の無い人はwikiの該当ページなどを参考にするといいでしょう。

 

 

同じ神カウンターである神の警告と比較した場合、

通常召喚を無効にできない点や、死者蘇生やリビングデッドの呼び声など

チェーンブロックを作る(発動をする)特殊召喚を無効に出来ない点で

神の警告に劣ります。

一方で神の警告より優れている点もいくつかあります。

まず神の警告よりライフコストが500安く済んでいます。

特に複数枚発動する場合これが結構な違いになってくるでしょう。

また神の警告は既に場に出されたモンスターに対しては無力なのに対し、

こちらはモンスターが場に出た後も後だしで対処する事も可能です。

何より手札や墓地のモンスター効果に対しても対処できる点は

神の警告に比べて特に優れている点だと言えるでしょう。

 

 

これやばい奴じゃないかなぁ?

上記で制限カードに指定されている神の警告と比較しましたが、

正直このカードも規制されるスペックの汎用性と効果を持っていると思います。

というよりいつかは規制されるんじゃないかと思っています。

恐らくはブレイカーズ・オブ・シャドウが発売された後、

多くのデッキで見かける事になるカードではないでしょうか?

3枚積んでくるデッキも出てくると思いますので

今後はこのカードを意識したプレイングやデッキ構築も必要になってくるでしょう。

対抗策としてはギャクタンあたりがオススメです。

 

 

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