今回紹介するのはブレイカーズ・オブ・シャドウよりこのカードです。
マジェスペクター・スーパーセル
永続罠
①:自分のPゾーンに「マジェスペクター」カードが存在する場合、
このカード以外の「マジェスペクター」カードの
自分フィールドで発動する効果の発動と効果は無効化されない。
②:1ターンに1度、自分の墓地の「マジェスペクター」カード5枚を対象として発動できる。
そのカード5枚をデッキに加えてシャッフルする。
その後、自分はデッキから1枚ドローする。
え?まだ強化すんの?
新しく登場するマジェスペクター用の永続罠です。
スーパーセルというのは「超巨大積乱雲」とも呼ばれるもので
竜巻を量産する非常に大きな雷雲群の事を指します。
このような巨大な雲が回転をしています。
youtubeなどで実際の映像が動画で上がっていたりするので
興味のある方は検索をしてみるといいでしょう。
2つの効果を持っている永続罠カードです。
①の効果はペンデュラムゾーンにマジェスペクターがセットされている場合
このカード以外のフィールドで発動するマジェスペクターカードの
発動と効果を無効化から防ぐというものです。
「発動と効果を無効にされない」というのは少しややこしい部分がありますが
ポルターガイストのwikiにいくつか裁定が載っていますので
こちらを参考にしておくといいでしょう。
分かりやすい所ではスキルドレインが発動している状態でも
問題なくマジェスペクターの効果を発動する事が可能です。
サイバー・ドラゴン・インフィニティのような無効にしてくるカード相手でも
遠慮なく発動する事が可能になるのは大きな利点といえるでしょう。
②の効果は1ターンに1度、自分の墓地のマジェスペクターカード5枚を
デッキに戻した後、1枚ドローできるというものです。
言ってしまえばマジェスペクター限定の貪欲な瓶です。
マジェスペクターはその圧倒的なサーチ能力故に
デッキからサーチするカードがなくなるという状況がよく起こります。
サーチしきった魔法罠をデッキに戻して再びサーチできるようにする
このカードはマジェスペクターにとってありがたいものとなるでしょう。
貪欲な瓶と違いマジェスペクター以外のカードはデッキに戻す事ができませんが
こちらは永続罠であり毎ターン発動する事ができる事と
マジェスペクター・キャットやマジェスペクター・フォックスでサーチができる事、
何より①の効果も併せ持つ点が大きな利点となります。
最近はEMEmや彼岸の影に隠れがちなマジェスペクターですが
それでも十分すぎるほどの性能を持っていたのにさらにカードが来ちゃいました。
①の効果は相手を選びますが②の効果だけでも採用する価値のあるカードだと思います。
勿論①の効果を目当てにスキルドレイン等の対策として
サイドデッキに忍ばせておくという手もおおいにありでしょう。
すごく強いというようなカードではありませんがあると嬉しい1枚です。