今回紹介するのはVジャンプ12月号の付録についてくるこのカードです。
超重剣聖ムサ-C
シンクロ・効果モンスター
星5/地属性/機械族族/攻 300/守2300
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカードはルール上「超重武者」カードとしても扱う。
①:このカードがS召喚に成功した時、
自分の墓地の機械族モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを手札に加える。
自分の墓地に魔法・罠が存在する場合、
このターン自分はそのモンスター及びその同名モンスターを召喚・特殊召喚できない。
②:このカードは表側守備表示のままで攻撃できる。
その場合、このカードは守備力を攻撃力として扱いダメージ計算を行う。
超重武者以外でも使い道たくさん!
新しく登場した超重武者のシンクロモンスターです。
いわずとしれた伝説の剣豪、宮本武蔵をモデルとした超重武者ですね。
宮元武蔵は佐々木小次郎との決闘の際、わざと遅刻して動揺をさそった説があり、
ある意味ではすぐには動かない=不動のデュエルを体現している存在です。
超重武者系統のシンクロモンスターとしてはすっかりおなじみとなっている
超重武者として扱う効果外テキストを持っています。
①の効果はシンクロ召喚に成功した時に、
墓地の機械族モンスター1体を手札に回収するというものです。
ただし自分の墓地に魔法罠が存在する場合、そのターンの間
回収したモンスターと同名カードを召喚、特殊召喚できない制約が発生します。
シンクロ召喚をするだけでアドバンテージを確保する事ができる優秀な効果であり
また墓地から回収する対象も機械族であればOKという広さを誇ります。
魔法罠が墓地にあったとしても回収したモンスターを場に出せなくなるだけで
回収そのものは問題なくできる為、魔法罠を活用するデッキであっても
問題なく活用する事ができるでしょう。
SRメンコートや工作列車シグナル・レッドといった
手札誘発の効果を持った機械族であれば制約も苦になりません。
②の効果は守備力を攻撃扱いとして表側守備表示で攻撃できるという
こちらも超重武者ではすっかりお馴染みとなっている効果です。
レベル5という事もあり打点は2300とやや控えめになっていますが
奈落の落とし穴やサイバー・ドラゴン・インフィニティの吸収効果を回避できる点は
他のレベル5シンクロのアタッカーと比較して利点となってくるでしょう。
超重武者のシンクロモンスターとしては初の奇数レベルのモンスターです。
超重武者であればテンB-Nの効果でツヅ-3を蘇生させれば
ムサーCのシンクロ召喚に繋げられる為、ツヅ-3を活用しやすくなるでしょう。
同じ条件でナチュル・ビース-10のシンクロ召喚も可能な為、
状況に合わせて使い分けていくといいでしょう。
超重武者タマーCで相手のレベル3モンスターを素材にする事もできるようになる為、
彼岸のようなレベル3のモンスターがメインのデッキ相手に活躍が可能となります。
もう1つ、超重武者のシンクロモンスターの中でも特徴的な点として
シンクロ素材の縛りが一切ない事が挙げられます。
①の効果で回収できるモンスターも機械族全般と幅広いために
機械族のモンスターを採用しているデッキであれば
超重武者以外でも十分な活躍が期待できるでしょう。
超重武者であっても他のカードを混ぜやすくなる点は魅力的です。
超重武者用のシンクロモンスターとしても
汎用のレベル5シンクロモンスターとしても構築の幅を広げてくれる1枚です。
以下は個人的に相性がいいと思われるカードを挙げていきます。
※カード名をクリックでwikiを表示します
緩い条件で特殊召喚が可能なモンスターです。
超重剣聖ムサ-Cは攻撃力が300しかない為、
墓地からダイナミスト・ブラキオンを回収した後、
そのままフィールドに特殊召喚が可能なケースも多いでしょう。
レベル5の機械族モンスターであり、超重剣聖ムサ-Cと合わせて
サイバー・ドラゴン・ノヴァのエクシーズ素材になる事ができます。
①の効果は1ターンに1度の制約などは無い為、
シンクロキャンセル等で繰り返しシンクロ召喚をすれば
その分だけ墓地の機械族モンスターを回収する事が可能です。
イワトオシあたりを素材にしていればさらにアドバンテージに繋がります。