今回紹介するのはEXTRA PACK 2015よりこのカードです。
ランスフォリンクス(Lancephorhynchus)
ペンデュラム・通常モンスター
星6/風属性/恐竜族/攻2500/守 800
【Pスケール:青7/赤7】
①:自分の通常モンスターが守備表示モンスターを攻撃した場合、
その守備力を攻撃力が超えた分だけ相手に戦闘ダメージを与える。
【モンスター情報】
太古の絶滅を生き延びた幻の翼竜。
その姿はより攻撃的に進化し、クチバシは全てを貫く槍と化した。
・・・それでも主食は魚らしい。
竜角の狩猟者(Dragon Horn Hunter)
ペンデュラム・通常モンスター
星6/闇属性/戦士族/攻2300/守1000
【Pスケール:青3/赤3】
①:フィールドの通常モンスターの攻撃力は200アップし、
自分の通常モンスターの戦闘で発生する自分への戦闘ダメージは0になる。
【モンスター情報】
疫病に苦しむ故郷の村を救うため、霊薬の原料となるドラゴンの角を乱獲する女戦士。
その村はすでに、棲み処を追われたドラゴンたちによって踏み荒らされ、
焼き尽くされてしまった事を、彼女はまだ知らない・・・。
ドラコニアの獣竜騎兵(Dragoons of Draconia)
ペンデュラム・通常モンスター
星4/炎属性/獣戦士族/攻1800/守 200
【Pスケール:青2/赤2】
①:1ターンに1度、自分の通常モンスターが戦闘で
相手モンスターを破壊したダメージ計算後に発動できる。
デッキからレベル4以上の通常モンスター1体を手札に加える。
【モンスター情報】
龍人族の国、ドラコニア帝国が有する竜騎士団の陸兵部隊。
鳥銃と鉄槍によるコンビネーション攻撃には隙が無く、
レプティア皇国などの周辺国から恐れられている。
ドラコニアの海竜騎兵(Sea Dragoons of Draconia)
ペンデュラム・通常モンスター
星3/水属性/海竜族/攻 200/守2100
【Pスケール:青7/赤7】
「ドラコニアの海竜騎兵」のP効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:自分または相手のモンスターが戦闘で破壊された時に発動できる。
手札から通常モンスター1体を特殊召喚する。
【モンスター情報】
龍人族の国、ドラコニア帝国が有する竜騎士団の海兵部隊。
深海から音も無く忍び寄る隠密作戦に長けている。
対岸のディノン公国兵とは、領海を巡り小競り合いが続いている状態である。
海外からやってきたバニラペンデュラムモンスター達です。
全部が同じカテゴリのカードというわけではなさそうなのですが、
4枚ともある共通の特徴が存在するのでまとめて紹介する事にしました。
竜角の狩猟者のフレーバーテキストがかなり悲劇的な内容となっております。
それに引き換えランスフォリンクスの気の抜けるテキストといったら・・・。
いったいどうしてここまで差がついた。
4枚とも通常モンスターに関係するペンデュラム効果を持っています。
ランスフォリンクスはフィールドの通常モンスターに貫通効果を付与します。
攻撃力の高い通常モンスターを扱うデッキであれば
単純に貫通効果を付与する永続魔法として使うのも1つの手といえます。
竜角の狩猟者はフィールドの通常モンスターの攻撃力を200アップし、
さらに通常モンスターの戦闘で発生する自分のダメージを0にします。
攻撃力の上昇は微々たる物ですがこの200の上昇値が
助かる場面というのも結構少なくないと思います。
戦闘ダメージを0にするのも地味にありがたい効果であり
ささやかながらも通常モンスターをサポートする効果と言えます。
ドラコニアの獣竜騎兵のペンデュラム効果は1ターンに1度、
自分の通常モンスターが相手モンスターを戦闘破壊した時に
デッキからレベル4以上の通常モンスターをサーチできる効果です。
4以下ではなく4以上というのがポイントで召喚師のスキル同様に
高レベルの通常モンスターをサーチしたい時に役に立つでしょう。
戦闘破壊で発動する事も踏まえ、攻撃力の高い通常モンスターを扱っている
デッキでこそ有効に使える効果だと言えます。
墓地に送る必要がないのもポイントで
ペンデュラムモンスターを破壊した時にもサーチ効果を発動できます。
またドラコニアの獣竜騎兵を2枚ペンデュラムゾーンにセッティングすれば
2回分のサーチ効果を発動する事が可能です。
ペンデュラム召喚を狙わないデッキならば2枚セットするのも1つの手です。
ドラコニアの海竜騎兵のペンデュラム効果は1ターンに1度、
自分か相手のモンスターが戦闘で破壊された時に手札から
通常モンスターを特殊召喚できるというものです。
相手モンスターを破壊する時には畳み掛けの攻撃要因を、
自分のモンスターが破壊された時には壁要因を手札から出す事が出来ます。
特殊召喚できる通常モンスターにレベルの制限はないので
青眼の白竜のような高レベルのカードでも特殊召喚する事が可能です。
この中でも個人的に注目しているのはランスフォリンクスです。
レベル6でありながらスケール7という高いスケールを持っています。
現状同じレベルと同じスケールを持っている汎用的に使えるPカードは
イグナイト・ウージーしかおらず、さらにこちらはウージよりも攻撃力が高い為
高レベルのペンデュラム召喚を狙うデッキでは重要な役割を担うでしょう。
さらに恐竜族であり召喚師のスキルだけでなく化石調査にも対応しています。
ランスフォリンクスの登場によりレベル6のペンデュラム召喚を
メインに狙うデッキも大分構築しやすくなったのではないでしょうか。
【バニラペンデュラム】に役立つカードが一気に4枚も登場しました。
通常モンスター中心のデッキもかなり強化されてきたと思います。
以下は個人的に相性がいいと思われるカードを挙げていきます。
※カード名をクリックでwikiを表示します
召喚、特殊召喚するたびに相手モンスターを1体除外できるという
レベル6のペンデュラムモンスターの中でも特に強力な1枚です。
レベル6のペンデュラム召喚をメインに据えるのであれば
スケールが4であるこのカードも問題なくセッティングする事が可能です。
ランスフォリンクスはレベル6の恐竜族であるため
エヴォルカイザー・ソルデのエクシーズ素材となる事が可能です。
通常モンスターである為、オーバーレイユニットとして墓地へ送られた後も
闇の量産工場で手札に回収できる点もポイントです。