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遊戯王アークファイブ第71話『白銀の剣』感想

遊戯王ARC-V71話の感想です。

次回予告の時点でシンクロ次元の闇がひしひしと感じられる今回。

はたして遊矢はエンタメデュエルを貫く事が出来るのでしょうか。

 

 

デュエルに勝ち上がる前に

フレンドシップカップも2日目となりました。

会場の熱気はかなり高くメリッサもご満悦の様子です。

2日目最初のカードは榊遊矢VSデュエルチェイサー227。

227は本名とかの類はないのでしょうか?ちょっと気になります。

沢渡はやっぱり愚痴ってました、遊矢と戦いたかった様子です。

サムに案内される遊矢は、何やら決意を秘めていました。

 

 

やや持ってない人

まず会場に入場するのはデュエルチェイサー227。

メリッサさん、ちょっと解説酷くないすか?

今回「私が考えたわけじゃない」ってフォローないですけど本心ですか?

かつて戦った相手が登場した事に動揺する柚子とユーゴ・・・・・・ユーゴ?

こいつまったく覚えていません。

「不幸な奴もいたもんだ」って完全に他人事です。

顔の判別は難しいと思うけど経緯とか話してくれたんだから少しは察しようよ!

 

 

シティは1つ(真っ黒な方向で)

そして次に遊矢の入場、会場はブーイングの嵐です。

一度負けた相手には厳しいシンクロ次元の様子が感じられますね。

デュエルが開始されるといった所で遊矢のちょっと待ったコールが出ました。

そして突然始まる遊矢の地下労働施設に関する演説。

敗者が酷い目にあうという事を必死になって主張しています。

その事実を知った事にランサーズの皆は驚きを隠せていません。

しかしそれ以外の、シンクロ次元の住人の反応はトップスもコモンズも一緒でした。

つまり「それの何がいけないのか?敗者が落ちるのは当たり前」と。

メリッサがまるでシンクロ次元全体の代弁者のようにそう遊矢に主張します。

なおジャックはこの遊矢の主張を「独りよがり」だと評しています。

確かにこの時の遊矢の主張は焦りで回りが見えていない所があります。

ジャックの言う通り状況次第ではもう少し気持ちが伝わっていたのかもしれません。

あとユーゴの反応が確認出来なかったのも少し気になる所ですね。

ユーゴはこの行き過ぎた競争社会に対してはどういう気持ちなのでしょうか。

 

 

志村ー!手札手札!

遊矢の主張もむなしくデュエルは開始されました。

落ち込む遊矢の様子にデュエルチェイサー227も業を煮やしたのか喝を入れます。

対戦相手である自分の事をまったく見ていなかったので怒るのも無理はありません。

デュエル開始前の様子でも遊矢はまったく227の事を見ていませんでしたしね。

その時から227は自分を見ていない事に気づいていたのでしょう。

それはいいんですが227さん、手札思いっきり見えてますって!

ライディングデュエルはちょっと手札見えちゃう状況が多いですね。

 

何はともあれ先行は227、このあたりはDホイールの操縦に長がありますね。

まずは新規カードであるジュッテ・ロードを召喚、

その効果で手札のジュッテモンスターであるジュッテ・ナイトを特殊召喚。

そのままゴヨウ・プレデターへのシンクロ召喚を決めます。

そして装備魔法「ゴヨウ・アロー」をゴヨウ・プレデターへ装備・・・アロー?

その効果により遊矢にバーンダメージを与えます・・・・・・アロー?

どう見てもガトリング砲とかの類に見えますが気にしない事にしましょう。

 

 

オッドアイズの名を冠するエンタメイト

ダメージを受けながらも続いて遊矢のターン。

いきなり新規カードであるEMオッドアイズ・ユニコーン、

そしてEMオッドアイズ・ライトフェニックスでペンデュラムスケールのセッティングをします。

とうとうオッドアイズと名のつくエンタメイトが出てきましたね。

EMホタルクスとEMボットアイズ・リザードをペンデュラム召喚です。

名前が似ててややこしいですがこちらはオッドアイズでなくボットアイズのようです。

なんか最低野郎みたいな名前と外見をしていますね。

遊矢も気を取り直してエンタメデュエルを貫こうとしています。

ボットアイズリザードはオッドアイズの名前をコピーできる能力を持っており、

その効果でオッドアイズユニコーンの効果を受けれるようにした後に

攻撃力を増加させてゴヨウプレデターを見事に撃破します。

見事にデュエルチェイサー227に対する反撃を成功させました。

 

 

死者蘇生は次元共通

続いてデュエルチェイサー227のターン。

いきなり死者蘇生でゴヨウプレデターを蘇生させます。

毎度御馴染みのカードですが何気にアークファイブでは全然見かけませんでしたね。

そのままボットアイズリザードに攻撃をします。

遊矢はアクションカードでこの攻撃を防ごうとしますがしかし227がナイスセーブ。

アクションカードの取得を妨害してゴヨウプレデターの攻撃を成功させます。

シンクロ次元でもラフプレイっぽいですがこれぐらいは許容範囲なようです。

そのままゴヨウしたボットアイズリザードでホタルクスを戦闘破壊します。

一気に主導権を握り返しました。227もかなり強いですね。

 

 

シティは1つ(モヒカン)

続いて遊矢のターン、ドローしたカードはオッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン!

早速ホタルクスと一緒にペンデュラム召喚をします。

連続でのペンデュラム召喚に会場も盛り上がっており遊矢を応援する声も出ています。

と、ここでデニスの熱い失敗フラグ解説。

ユニコーンの効果でペンデュラムドラゴンの攻撃力を強化し

ゴヨウプレデターを戦闘破壊できれば相手のライフを0にする事が可能です。

会場からもそのまま227を倒すようにやれコールが飛び交います。

なんかこう観客が北斗の拳のモヒカンに見えてきました。

しかし地下送りの事を考えている遊矢は攻撃を躊躇ってしまい、

その間に227が華麗なアクロバティックでアクションカードをゲットして難を逃れます。

勝利するチャンスを逃してしまった遊矢に再びブーイングが巻き起こってしまいました。

評議会やジャックもそんな遊矢に対しては幻滅している様子です。

 

 

お楽しみはこれまでだ

窮地を脱した227のターン、このチャンスを見逃す彼ではありません。

チューナーであるヘル・セキュリティを召喚してボットアイズ・リザートとチューニング。

ゴヨウ・チェイサーをシンクロ召喚しこれでフィールドにゴヨウが2体並びました。

そしてここで227、融合を発動。あ、ちゃんと融合も渡してたんですね長官

フィールドのゴヨウ2体を融合させゴヨウ・エンペラーを融合召喚させます。

デュエルチェイサーが融合を使用した事にメリッサも驚いています。

赤馬零児は「鼠が紛れ込んでいる」と融合次元の介入の存在を察します。

ちなみにさっき227が思いっきり長官って言っちゃってましたね。

満を持して出てきたゴヨウの融合モンスターであるゴヨウ・エンペラー。

やはりモンスター奪取効果を持っていますがエンペラーは少し毛色が違います。

破壊した後に奪う他のゴヨウと違い破壊を無効にした上で相手のモンスターを奪います。

墓地へ送る必要が無い為ペンデュラムも奪取できる上にエクシーズも素材を残したまま奪えます。

これによりペンデュラムドラゴンを奪取しさらにペンデュラムドラゴンでホタルクスを攻撃。

ここでエンペラーのさらなる効果、なんと奪取したモンスターにもゴヨウ効果を付与できます。

オッドアイズ・ゴヨウ・ドラゴンと化したオッPでホタルクスまでも奪われてしまいます。

当然その後はホタルクスのダイレクトアタックです。絶体絶命のピンチに陥りました。

観客も大いに盛り上がっており遊矢よりも227の方がエンタメしている感じです。

 

 

闇墜ちしている?していない?

追い詰められた遊矢は何か少し様子が変です。あ、これいつもの奴だ。

目付きがかなりやばい事になっていますが今回は少し静か目です。

闇墜ちしかかっているのをかろうじで耐えている状態なのでしょうか?

EMオッドアイズ・ライトフェニックスのペンデュラム効果により

オッドアイズユニコーンを破壊して自身を特殊召喚します。

ホタルクスより攻撃力の高いライトフェニックスが出た事により攻撃は中断されます。

 

そして遊矢のターン。

遊矢はまず魔法カード「ダブル・リボーン・レベル4」を発動させます。

これによりボットアイズ・リザードとジュッテ・ロードがそれぞれ蘇生されました。

そしてオッドアイズ・ドラゴンとなったボットアイズ・リザードと

ライトフェニックスを墓地へ送り、オッドアイズ・セイバー・ドラゴンを召喚します。

そして先ほど蘇生したジュッテロードを破壊して効果発動、

ゴヨウエンペラーを破壊し奪われていた2体のモンスターのコントロールを戻します。

戻ってきたペンデュラム・ドラゴンとホタルクスでダイレクトアタックをしますが

227はまだ諦めておらずアクションカードで起死回生を図ります。

見事にアクションマジック「回避」を取得し、発動した227でしたが

同時に遊矢もアクションマジック「ノーアクション」により回避を無効にします。

デュエルチェイサー227のライフは0になりました、遊矢の勝利です。

デュエルチェイサー227はDホイールから転落してしまいました。

デュエリストじゃなかったら死んでる転び方しています。

 

 

敗者の末路

デュエルが終了した事で遊矢の意識がはっきりと元に戻ったようです。

周りからは遊矢を称える声が聞こえてきました。

自分のまったく望まない結果声援を受ける事に遊矢はショックを隠せません。

ロジェ長官はデュエル中の遊矢の様子を見て何か満足そうにしています。

なんだかんだで遊矢の事も結構気にしている感じですねロジェ長官。

そして担架で運ばれていくデュエルチェイサー227の姿が。

恐らく地下施設へ運ばれるだろう彼を必死に止めようとする遊矢ですが

ただ叫び声だけがむなしく響くだけでした。

 

 

 

 

シンクロ次元本当に真っ黒ですね。

ただエンジョイ長次郎のようにこの状況を疑問に思う人物も確かに存在します。

この環境を変えるにはやはりジャックの言う通り勝ち上がるしかないのでしょう。

 

次回予告『ドラゴン征伐!!ユーゴvs沢渡』

なんていうかこう馬鹿VS馬鹿みたいな図式です。

まさに待ちわびたといった様子で2人とも大はしゃぎです。

今回の暗い展開を払拭するかのような明るいデュエルになりそうです。

ようやく魔界劇団のちゃんとしたデュエルが見られるようで期待ですね。

 

 

超熱血!デュエル塾

今回は遊矢デッキについての紹介です。

今回は「エンタメイト」でなく「オッドアイズ」のカテゴリーで紹介されています。

新しいオッドアイズカードの紹介やそれを利用した戦術についての解説がされています。

また現在オッドアイズ・ドラゴンが遊矢のデッキに存在していない事も言及されています。

 

 

EMオッドアイズ・ライトフェニックス
ペンデュラム・効果モンスター
星5/光属性/鳥獣族/攻2000/守1000
【Pスケール:青3/赤3】
①:相手モンスターの直接攻撃宣言時、
もう片方の自分のPゾーンのカードを破壊して発動できる。
Pゾーンのこのカードを特殊召喚する。
【モンスター効果】
①:自分フィールドのこのカードが先頭で破壊される場合、
代わりに自分のPゾーンのカード1枚を選択して破壊できる。

 

EMオッドアイズ・ユニコーン
ペンデュラム・効果モンスター
星1/光属性/獣族/攻 100/守 600
【Pスケール:青8/赤8】
①:1ターンに1度、
自分フィールドの「オッドアイズ」モンスターが攻撃する場合に
そのモンスター1体を対象として発動できる。
バトルフェイズ終了時まで、その対象のモンスターの攻撃力は
自分フィールドの表側表示の「EM」モンスター1体の攻撃力分アップする。
【モンスター効果】
①:このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
自分フィールドの「EM」モンスター及び「オッドアイズ」モンスターの攻撃力は、
自分フィールドの「EM」モンスター及び「オッドアイズ」モンスターの数×100アップする。

 

EMボットアイズ・リザード
効果モンスター
星4/地属性/爬虫類族/攻1600/守1200
①:このカードが召喚・特殊召喚に成功したターンに1度、
「オッドアイズ」モンスターのカード名を1つ宣言して発動できる。
このカードのカード名は、宣言したカード名として扱う。

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