サイトアイコン 遊戯王考察好きMUGEN次元

遊戯王アークファイブ第69話『疾走するディーバ』感想

遊戯王ARC-V69話の感想です。

今回は柊柚子VSエンジョイ長次郎。

シンクロ次元に来て初の柚子のデュエルです。

 

 

ショックの遊矢

会場の雰囲気はまだシンジコールで溢れかえっており、

険しい顔をしているトップスとすっかり困り顔のメリッサ。

しかし困ってばかりもいられない為メリッサは次の試合の宣言をします。

まず初めに呼ばれたのはエンジョイ長次郎。

どうやらエンジョイ長次郎にとってもライディングデュエルは初めてのようです。

という事は長次郎が投獄されている間にライディングデュエルが一般化したのでしょう。

そして発表された対戦相手は柊柚子。これには皆が様々な反応をしています。

ユーゴと沢渡は早く自分の出番来て欲しいみたいですね。

遊矢はこの対戦カードに動揺を受けていました。

負けた方が強制労働所送りになるわけだから気が気ではないでしょう。

 

 

はじめてのらいでぃんぐでゅえる×2

負けた方が強制労働所送りなる事を知っているエンジョイ長次郎は

自分が勝った場合柚子を送ってしまう事を申し訳なく思い、ひたすら謝っています。

斬る相手に対して南無阿弥陀仏と言っているようなものですねこれ。

いよいよデュエルが始まりましたがDホイールに乗った事が無い2人、

なんか2人とも涙目になってます。

いきなりバランスを崩しています。オートパイロットもっとしっかり!

ちょっと接触事故が起きそうでしたがなんとか2人とも立ちなおしたようで

エンジョイ長次郎の先行となりました。

まずは花札衛-松に鶴-を特殊召喚、効果でドローしますが引いたのはイカサマ御法度。

特殊召喚できるカードではなかったので墓地へ送りターンエンドです。

 

続いて柚子のターン、新カードである幻奏の歌姫ソロとオペラを立て続けに召喚。

さらに永続魔法「フォルテッシモ」でソロの攻撃力を上昇させます。

これにより松に鶴の攻撃を上回り見事撃破に成功します。

マジックコンボにより会場も盛り上がっています。沢渡はぷんすかしてます。

 

 

アクションカードの応酬

エンジョイ長次郎のターン。まずは魔法カード「札再生」で松に鶴を蘇生。

さらに札仕込みを発動、魔宮の賄賂の人がやたら目立っています。

そして効果によりエンジョイの掛け声とともに気合を入れたドロー!

引いたカードは超こいこい。エンジョイ長次郎の黄金パターンです。

そしてその効果で3枚ドロー、当然花札衛!

これにてシンクロの条件が整いました、花札衛-雨四光-をシンクロ召喚です。

雨四光でソロを攻撃しますが柚子はアクションマジック「飛翔」で攻撃力を上昇。

1回ではまだ攻撃力が届かない為さらに連続で飛翔を発動して上回ります。

対してエンジョイ長次郎も負けておらずアクションマジック「奇跡」で

雨四光を破壊から守りダメージも軽減させます。

2人とも初めてのライディングデュエルとは思えない動きをしています。

 

 

まさかのノルマ達成

続いて柚子のターン。

長次郎から雨四光の効果で1500ダメージを受ける事を告げられますが

なんの躊躇もなくドローします。今の柚子に迷いは一切ありません。

恐らく落ち込んでいるであろう遊矢の為にエンタメを貫く勢いです。

エンタメを見せる事こそ遊矢を元気付けると理解しているんでしょうね。

そしてここから柚子の怒涛の遊勝塾式パフォーマンスが始まります。

まずは「お楽しみはこれからよ!」と遊矢の決め台詞を言い放ちます。

この台詞を聞いた瞬間落ち込んでいた遊矢の心にも変化が訪れます。

そして長次郎も柚子がこの台詞を言った事で遊矢の関係者だと感づきました。

柚子はソロとオペラをリリースしてプロディシー・モーツァルトをアドバンス召喚。

そのままモーツァルトの効果でアリアを特殊召喚します。

観客も柚子のパフォーマンスに盛り上がりを見せています。

続いて「燃えろー!熱血だー!」と修造のいつもの口癖を言います。

フォルテッシモで攻撃力の上がったモーツァルトで雨四光を攻撃します。

それに対して長次郎はバイクからジャンプしアクションカードをゲット!

アクションマジック「回避」において見事モーツァルトの攻撃を防ぎます。

しかし柚子は立て続けにアリアの効果を発動、長次郎にバーンダメージを与えます。

そうだアニメのアリアってそういう効果でした、すっかり忘れてました。

柚子、今度はフトシの「痺れるぅー!」をやります。子供達が笑っています。

まさに遊勝塾総動員という感じのエンタメを披露してくれましたね。

さらに柚子は聖楽器を発動、長次郎のバーンを封じ込めます。

 

 

エンジョォォォォォォイ!

エンジョイ長次郎のターン。

バーンを与えられなくなったので雨四光のバーン効果は放棄、ドローをします。

そして魔法カード「超勝負!」を発動。

シンクロモンスターをエクストラデッキに戻し、シンクロ素材を全て蘇生、

さらに1枚ドローし花札衛であればレベルを2にして特殊召喚、

しかし違っていた場合自分フィールドのモンスター全て破壊、

さらに自分のライフが半分になってしまうという博打カードです。

一世一代のエンジョイ長次郎のドロー、引いたカードは花札衛-桜に幕-!

これであの役が揃いました!長次郎は5体のモンスターでチューニングをします。

出てくるシンクロモンスターは当然花札衛-五光-!

花札モチーフならば切り札はこれしかないだろうっていう感じの役です。

満を持して出てきた五光は攻撃力5000とまさに切り札モンスターです。

エンジョイ長次郎は五光でプロディシー・モーツァルトを攻撃、

柚子はアクションマジック「立体交差」を使って攻撃力を入れ替えようとしますが

五光の効果によって魔法カードの発動を無効にされてしまいます。

しかも長次郎は「もうアクションマジックは使えない」との発言をしました。

つまりこの無効効果、1ターンの回数制限は無いと思われます、恐ろしい・・・。

 

 

五光を突破する為に

強大な力を持つ五光の前に追い詰められた柚子ですが諦めてはいません。

柚子のターン、ドローしたカードは幻奏の歌姫ソプラノ

これで融合カードを使わずに融合をする事が可能となります。

満を持して融合モンスター、幻奏の華歌聖ブルーム・ディーヴァの登場です

柚子が融合召喚をした事にロジェ長官も少し驚いていました。

セレナを特別視していたあたり融合そのものに少し思う所があるのかもしれません。

ブルーム・ディーヴァは戦闘ダメージを相手に跳ね返す効果を持っています。

その効果を狙って五光を攻撃しようとしますが

なんと五光、モンスター効果も無効にするようです。

ソプラノの時には発動しなかった所を見るとこちらにはターン制限がありそうです。

窮地に追い込まれた柚子の取った行動はなんとアクションカードを取る事。

そして再び立体交差を発動しますが当然の用に無効化されそのまま墓地へ送られます。

しかしこれこそが柚子の狙いでした。

柚子は手札から幻奏の音姫スコアの効果を発動します。

その効果は墓地にある同名魔法カード2枚を除外しその効果を得るというもの。

除外するカードは当然先ほど送った立体交差!

そして五光の無効効果は「手札から発動するモンスター効果」までは対象外であり

手札から発動する幻奏の音姫スコアの効果を防ぐ事は出来ません。

この五光の穴を突いた見事な戦術によりブルーム・ディーヴァと五光の攻撃力は反転、

五光を撃破すると同時にエンジョイ長次郎のライフが0になりました。

フレンドシップカップ3回戦、柊柚子の勝利です。

 

 

やり遂げた顔の長次郎

素晴らしい2人のデュエルを観戦し、遊矢の目にも涙があふれ出ていました。

デュエルの後、エンジョイ長次郎は柚子に近づき耳元に遊矢に惚れてるかを聞きます。

動揺した柚子はとっさに長次郎をハリセンでしばきますがすぐに謝ります。

というかライディングデュエル中もそれ常備してるんかい

長次郎はライダースーツを脱ぎ捨て、例の決め台詞と共に立ち去りました。

デュエルとはすなわち人生なり!

人生は一度きり!勝つ日もあれば負ける日もある!

負けを恥じず 勝っておごらず

すなわち レッツエンジョイ!

 

 

 

最後の応酬が実に見事なデュエルでした。

それにしてもこの回、デニスがくつろぎまくっています。

シンクロ次元に来てからスパイらしい事何もしていませんし、

しばらくはスパイの事は忘れてシンクロ次元をエンジョイする気のようですね。

 

 

次回予告『届かぬ叫び』

初日の最終試合、セレナVSトニーです。

なんか奈落の落とし穴が見えました。トニーさんガチだ。

またジャックの方にも動きがあるようで過去を語ってくれるみたいです。

 

 

超熱血!デュエル塾

今回は柚子とユーゴが司会を務め、幻奏についての解説です。

アドバンス召喚と融合召喚の2つの軸で戦うデッキであると説明しています。

カードを見て戦術を推理できるユーゴのデュエルスフィンクスはかなり優秀ですね。

またユーゴは融合召喚をまったく知らなかったようです。

・・・確かオベリスクフォースや梁山泊塾とデュエルしていたはずなんですが、彼

 

 

幻奏の歌姫ソロ
効果モンスター
星4/光属性/天使族/攻1600/守1000
①:相手フィールドにのみモンスターが存在する場合、
このカードは手札から特殊召喚できる。

モバイルバージョンを終了