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遊戯王アークファイブ考察:ジャン・ミシェル・ロジェ長官働きすぎじゃね?

現在遊戯王ARC-Vはシンクロ次元を舞台に物語が進んでいます。

そのシンクロ次元においてユーゴと柚子、ランサーズ達の前に立ちはだかるのが

警察機構である治安維持局、そしてその長官ジャン・ミシェル・ロジェです。

セキュリティを支配する立場にあるロジェ長官はその手腕により

たびたびランサーズやユーゴ達を苦しめています。

また突然のアクションデュエルにすぐさま対応して指示を出す、

遊矢とユーゴを別人であるとすぐに把握するなど非常に優秀です。

まさに治安維持局のトップに相応しい有能な人物だと言えるでしょう。

彼は常に監視カメラによってシティの監視をしており、

秘書やセキュリティの報告を逐一受け取り、1人1人に的確な指示を出します。

そして反乱分子、不穏分子を捕獲した後は収容所にも指示を出し、

場合によってはロジェ長官本人が直接現場に赴きます。

行政評議会からの無茶な注文にも対応しなければいけません。

 

 

 

 

 

・・・・・・ちょっと働きすぎではないでしょうか?

そもそも1人でセキュリティ全体に指示を出しているというのが異常です。

セキュリティの人数がどれだけ存在するかは正確には分かりませんが、

地下デュエル場には大量の観客で溢れかえっていました。

あの観客全員を鎮圧しようとする場合かなりの人手がいるでしょう。

他の地区も疎かには出来ませんし少なくとも2桁では足りないはずです。

 

 

これに加えて治安維持局には10人ほどのオペレーターも存在します。

シティ全体を監視しているであろう彼らもまた情報をロジェ長官に報告し、

その報告を受けたロジェ長官は逐一オペレーターに指示を送っています。

はっきり言ってとんでもない激務です。

とても1人の人間のこなす仕事量とは思えません。

こんな激務にも関わらず非常に的確な指示を送り続けています。

ロジェ長官がどれだけ有能な人間か計り知れません。

 

 

勤務時間の方も気になります。

地下デュエル場の鎮圧やランサーズ達の捕獲の際には

既に夜も更けていた時間帯であったと思われます。

ロジェ長官が朝何時ぐらいに仕事を始めるかは分かりませんが

1日10時間労働は固いのではないでしょうか?

加えて警察機構である事を考えると休日が存在するかも怪しいです。

恐らくロジェ長官の代理を務めれられる人材はいないでしょうから

年中無休でロジェ長官が仕事をしている可能性が高いです。

ロジェ長官の休みは仕事の合間にやる1人チェスぐらいです。

 

 

 

またセレナの元へ赴くために車で移動するシーンが存在しましたが、

その移動した足のまま脱走をしていたランサーズ達を捕縛しています。

恐らく車に乗っている間に脱走の連絡を受け取り、

移動しながら捕縛に向けてセキュリティ達に指示を送ったと思われます。

結構でかい車でしたので指示を送る為の機能がついているのでしょう。

車による移動中もロジェ長官に休まる時間は存在しません。

 

 

ロジェ長官はコモンズが好き勝手するのを快く思っておらず、

何かにつけてコモンズを黙らせようと動いている節が見られます。

が、よく考えればコモンズが暴れたらその分ロジェ長官の仕事が増えるわけで

コモンズに大人しくしていて欲しいと思うのは当たり前です。

 

 

 

 

 

話は変わりますがロジェ長官は元コモンズではないかと思っています。

そう感じた要因としてはテレビ局の実況ヘリに対する応対です。

この時に「トップスの方々は・・・」とやれやれといった感じの応対をしています。

トップズ全体でひと纏めにした感想であると同時に自分を含めていない言い方です。

またトップスは富の99%を独占しているという設定ですが

ロジェ長官が贅沢を満喫している場面は確認できません。

というよりプライベートな時間すら確認できず常に真面目に仕事に励んでいます。

チェスが趣味である事は想像がつきますがこれもお金のかかる娯楽ではありません。

車の内装も特に飾り気など見当たらない非常に質実剛健な感じでした。

このあたりからもロジェ長官がトップスの感覚に染まっていない事が伺えます。

 

 

またシンクロ次元は自由競争社会でありその競争に勝ったものがトップスになります。

ロジェ長官の有能さを考えると権力でその座についたとは考えにくいです。

部下への指示が的確な点からも叩き上げで出世した可能性が非常に高いです。

セキュリティでその手腕を存分に発揮した結果今の地位に上り詰めたのでしょう。

というよりロジェ長官以外に治安維持局長官が勤まるとはちょっと思えません。

ある意味長官の地位に納まるべくして納まった感があります。

 

 

元コモンズ、とは言いましたが実は彼がトップスである事は明言されていません。

コモンズを目の仇にしている節のある彼もまたコモンズであるという可能性もあります。

そもそも治安維持局長官という仕事自体があまりにもハードです。

贅沢を満喫できる立場のトップスが喜んでこの仕事に就くとは少し考えにくいです。

はっきり言って下手なコモンズの方がよっぽど充実した生活を送れるでしょう。

 

しかし治安維持局長官という立場はかなりの権力を誇っているのは確かなはずです。

「トップスの犬」という実態を持つセキュリティですがそれでもいざという時には

トップスに対しても権限を行使できると考えるのが自然でしょう。

実際に地下デュエル場でコモンズを捕まえる前にトップスを事前に避難させていました。

これは恐らく避難させていなければトップスも捕まえる必要が出てくる為であり、

すなわちトップスを捕まえる権限を持っているという根拠になります。

評議会の命令に屈して歯がゆい思いをしていた場面もありましたが

それでも野良トップスよりも偉い立場であると見ていいでしょう。

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