サイトアイコン 遊戯王考察好きMUGEN次元

遊戯王OCG新カード考察:絶望神アンチホープ

Vジャンプ8月号の付録カードが絶望神アンチホープである事は

結構以前から判明していたのですがついに効果も判明いたしました。

そんなわけで今回紹介するのはこのカードです。

 

 

 

絶望神アンチホープ
特殊召喚・効果モンスター
星12/闇属性/悪魔族/攻5000/守5000
このカードは通常召喚できない。
自分フィールドの表側表示のレベル1モンスター4体を
墓地へ送った場合のみ手札・墓地から特殊召喚できる。
①:このカードがモンスターゾーンに存在する限り、他の自分のモンスターは攻撃できない。
②:このカードが戦闘を行うバトルステップ中に1度、
自分の墓地のレベル1モンスター1体を除外して発動できる。
このカードはそのダメージステップ終了時まで、
他のカードの効果を受けず、戦闘では破壊されない。

 

 

少年よ、これが絶望だ・・・

 

漫画版ZEXALでラスボスとも言えるeラーが使用した切り札とも言えるカードです。

その効果は相手のエクシーズ召喚を封じるという実に単純明快なエクシーズメタでした。

またエクシーズモンスターではないですがエクシーズモンスターのように

召喚する為の素材となったモンスターを下に重ねるという特殊なモンスターでした。

 

 

さて新しい神のカードとして不安とともに多くの人の興味をひきつけた絶望神ですが

このカードの効果が判明した時多分多くの人がこう思ったんじゃないでしょうか。

「おい、エクシーズ封じる効果どこいった?」と

はい、肝心のエクシーズメタとなる効果を綺麗さっぱり消されています。何故だ

しかもこのカードが紹介された時わざわざ

「漫画の超絶効果を再現だ!!」

みたいなアオリがされていました。

まあ超絶効果といってもエクシーズを封じとカードを重ねる特殊な召喚方法ってだけで

言うほど戦慄が走るような効果でも無い気がするんですが

特に再現されませんでした。再現しろよ!

まあわざわざこんなアオリを書いていた以上

もしかしたら元々はちゃんと再現するつもりだったのかもしれません。

しかしどこかからのストップでもかかったのか効果が変更されてしまったのかもしれません。

どことなくコナミの闇を感じますね。

でも再現するのを躊躇うような効果ではないと思うんですがねぇ・・・

 

 

さて文句ばかり言ってもしょうがありません、カードの解説をしていきましょう。

まず特殊召喚モンスターであり召喚する為には自分フィールド上の

表側表示のレベル1モンスターを4体墓地に送る必要があります。

神のカードよりもリリース要因が1体多い4体であり、しかもレベル1限定、

おまけに墓地に送る必要がある為ペンデュラムモンスターやトークンでは無理です。

しかし墓地からも特殊召喚が可能な点、召喚権を必要としない点では

神のカードより優れていると言えるでしょう。

 

 

①の効果はこのカード以外のモンスターは攻撃できないというデメリット効果です。

しかし召喚条件の都合上他に高い攻撃力のモンスターを並べる機会も少ないだろう事から

あまり気にならないデメリットだと思われます。

 

 

②の効果はバトルステップ中に1度、墓地のレベル1モンスターを除外する事で

ダメージステップ終了時まで効果を受けず戦闘では破壊されないという効果です。

バトルステップ中限定ですが、ほぼ完璧に近い耐性を得られます。

その攻撃力と併せてホープ・ザ・ライトニングも一方的に戦闘破壊できる為、

そういう意味ではアンチホープの名にふさわしい効果と言えるでしょう。

追記:なんかライトニング相手だと発動するタイミングなさそうです。

一応他のモンスターに攻撃する時にアンチホープの効果を発動、

その後攻撃の巻き戻しを発生させて改めてライトニングに攻撃とすれば

相打ちじゃなく戦闘破壊する事は出来ます、全然アンチしてないですねはい。

このカードの召喚に成功した時点で墓地にはレベル1のモンスターが

複数存在しているはずなのでコストの確保に困る事も少ないでしょう。

 

 

その召喚条件の為、基本的にレベル1をメインとするデッキで使う事になります。

レベル1のモンスターに特化しているデッキならばフィールドに

レベル1を4体揃える事は十分に可能です。

まず黄泉ガエルが召喚の為の大きな手助けとなります。

黄泉ガエルを場に出す条件を満たしていれば後3体揃えれば召喚条件を満たせます。

バトルフェーダーやレベル1のゴーストリックも多きな手助けとなるでしょう。

※追記:バトルフェーダーは除外されるので墓地送りできませんでした。

金華猫のような墓地からレベル1を吊り上げるモンスターも欲しいですね。

またレベル1の通常モンスターを採用しているデッキならば

トライワイトゾーンを使う手もあります。ワイトあたりが狙い目です。

またレベル・スティーラーを利用する手もあります。

墓地を肥やす必要がありますがレベル7以上の妥協召喚モンスターから

蘇生させれば3体分のリリース要因を確保できます。

またダストンもフィールドにレベル1を多数揃えるのが得意なカードです。

これらのカードを駆使してレベル1のモンスターを4体並ばせましょう。

あとの問題はそこまでして絶望神アンチホープを呼ぶ価値があるかという点ですが

何気にレベル1をメインとするデッキにとってはブレイクスルー・スキルも

スキルドレインも恐れる必要の無い5000打点というのは結構貴重だったりします。

なんだかんだで攻撃力5000というのはそれだけで価値のある存在です。

 

 

また絶望神アンチホープには別の使い道も存在します。

そう、E-HERO ダーク・ガイアです。

アンチホープは悪魔族であり、元々の攻撃力が5000というのは

ダークガイアの素材の中でも最高の攻撃力を持った悪魔族です。

攻撃力が8000を超えるダークガイアの召喚も十分に狙う事が可能であり

爆発力を飛躍的に高めるのに一役買ってくれるでしょう。

もしかしたら絶望神アンチホープの登場で最も喜んでいるのは

ダークガイアを使っている人達ではないでしょうか?

 

 

 

以下は個人的に相性がいいと思われるカードを挙げていきます。

※カード名をクリックでwikiを表示します

 

ファーニマル・マウス

このカード1枚でレベル1を一気に3枚揃える事が可能です。

効果を使うとエクストラデッキからの特殊召喚に制限が付きますが

手札か墓地から特殊召喚するアンチホープならばこのデメリットも無視できます。

基本的に1回で使い切りとなってしまう効果ですが

貪欲な瓶などを使えば再利用する事も可能です。

 

 

禁じられた聖槍

墓地からも特殊召喚できる関係上やはり1番怖いのは

奈落の落とし穴を初めとする除外効果です。

それ以外にもせっかく4体をリリースして特殊召喚したのに

強制脱出装置や激流葬で除去されてしまってはダメージも大きいです。

そういったカードから身を守る事が出来るこのカードの存在は偉大だといえます。

またアンチホープの②の効果を使えば下がった攻撃力を帳消しに出来ます。

モバイルバージョンを終了