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遊戯王OCG新カード考察:SNo.(シャイニングナンバーズ)0 ホープ・ゼアル

Vジャンプの20th レジェンダリー・コレクションによる

応募者全員サービスですが、カードの名前だけ判明していた状態で

今まで効果が不明のままでしたが、とうとう判明されたようです。

そんなわけで今回紹介するのはこのカードです。

 

 

SNo.0 ホープ・ゼアル
エクシーズ・効果モンスター
ランク0/光属性/戦士族/攻   ?/守   ?
同じランクの「No.」Xモンスター×3
ルール上、このカードのランクは1として扱う。
このカードは手札の「RUM」通常魔法カード1枚を捨て、
自分フィールドの「希望皇ホープ」モンスターの上に重ねてX召喚する事もできる。
①:このカードのX召喚は無効化されない。
②:このカードのX召喚成功時には、相手は効果を発動できない。
③:このカードの攻撃力・守備力はこのカードのX素材の数×1000アップする。
④:相手ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。
このターン、相手は効果を発動できない。

 

漫画版遊戯王ZEXALにおける遊馬の切り札のようなカードであり、

SNo.39 希望皇ホープ・ザ・ライトニング

No.37 希望織竜スパイダー・シャーク

No.38 希望魁竜タイタニック・ギャラクシー

の3体のナンバーズを素材にするという極めて豪華なエクシーズ召喚を行ったカードです。

が、OCG版のホープ・ザ・ライトニングはエクシーズ素材に出来ない為再現不可です。

それはそうと残り2つの素材になったカードもOCG化してほしいですね。

 

FNo.0未来皇ホープと同じでルール上ランク1として扱うとした上で

しっかりとランク0のモンスターを再現しています。こういう原作再現は嬉しいですね。

同じランクのナンバーズ3体を素材としていますがランクアップマジックをコストに

希望皇ホープからエクシーズチェンジする事も出来ます。

基本的にラックアップマジックを使ってエクシーズ召喚する事になるでしょう。

 

・・・いやちょっと待ってください。

ホープゼアルってランク0じゃないですか。

なんでランクアップマジックでエクシーズチェンジするんですか。

ランク0なんだからランクダウンマジックでエクシーズチェンジしましょうよ!

 

ナンバーズ3体を揃えてエクシーズ召喚するやり方はあまり使わないと思いますが

ソウル・チャージを使えばナンバーズを揃えられる場面は結構出てくるかと思います。

こちらの召喚の仕方も頭にとどめておきましょう。

 

 

①と②の効果は召喚を無効化されず、

召喚成功時に相手がカードを発動する事を防ぐ効果です。

これにより神の宣告、神の警告、奈落の落とし穴、激流葬といった

ポピュラーな妨害札に対して耐性を持っています。

しかしランクアップマジックを使ってエクシーズ召喚する場合、

その前段階であるホープやホープONEなどには耐性が存在しない為、

そちらに対して上記の妨害札を打たれてしまうと無力です。

とはいってもランクアップマジックを無駄にせずに済むのは嬉しいですね。

 

 

③の効果はエクシーズ素材の数×1000攻撃力をアップさせるという

CX 冀望皇バリアンを彷彿とさせる効果を持っています。

ホープ→ホープレイかホープONE→ホープゼアルという経由をすれば

エクストラデッキを圧迫しますが攻撃力4000を確保する事が出来ます。

丁度No.99 希望皇龍ホープ・ドラグーンと同じ攻撃力ですね。

ホープゼアルの攻撃力はこの4000が基本の数値となってくるでしょう。

 

 

さてこのカードの最大の特徴とも言える④の効果です。

相手ターンにエクシーズ素材を1つ取り除き、そのターンの間

相手は一切の効果を発動できなくするというものです。

モンスター効果、魔法、罠一切の効果を発動不可能にする為、

そのターン相手はカードのセットぐらいしか出来なくなると思っていいでしょう。

効果の発動の為にエクシーズ素材を消費、つまり攻撃力を下げてしまいますが、

それでも攻撃力が3000を維持する事が出来、効果の発動を封じられた状態で

これを突破するのは困難を極めるでしょう。

もう1回発動して攻撃力2000になったとしても簡単に突破できるものではなく、

2ターンほどは安定して効果を使えるものと思われます。

 

非常に強力な効果ですが注意する点がいくつかあります。

まず効果を無効にするわけではない為、

永続効果に関しては問題なく効果が発揮される事です。

 

また相手の効果の発動に対してチェーンをして④の効果を発動しても、

相手の効果の発動は防げない事も留意しておくポイントです。

例えばオーバーレイユニットを温存してブラック・ホールに対してチェーンしても

そのターン相手は他のカードを発動する事が出来なくなりますが、

ホープゼアルはしっかりと破壊されてしまいます。

ホープゼアルを守りたい場合オーバーレイユニットの温存は考えずに

ドローフェイズ時にでもすぐさま発動した方がいいでしょう。

 

そして④の効果の発動に対して相手がチェーン可能であるという点も注意です。

例えば効果の発動にチェーンして禁じられた聖杯を使われてしまうと

発動できなくする効果は無効化され後に残るのは攻撃力400のホープゼアルです。

ブレイクスルー・スキルを使われた場合も同様です。

こちらは罠カードですがフィールドと墓地で2回効果を封じられてしまいます。

この2つのカードがホープゼアルにとっての天敵となるでしょう。

 

逆にホープゼアルの対策を考える場合この2枚がメタカードとして機能します。

汎用性の高いカードですので採用もしやすいでしょう。

幽鬼うさぎでもいいですがそのターン他のカードが使えなくなる点は注意してください。

またエフェクト・ヴェーラーは自分ターンに使えない為メタとして機能しません。

 

 

弱点こそありますが非常に強力なカードと考えていいと思います。

同じくホープとランクアップマジックを素材とするエクシーズモンスターとして

丁度No.99 希望皇龍ホープ・ドラグーンが存在します。

どちらのカードも一長一短ですのでデッキにあわせてどちらを採用するか、

もしくは両方とも採用するかを考えましょう。

カードの効果以外の利点としてはホープ・ドラグーンは通常魔法意外のRUM、

つまりクイックカオスやレヴォリューションフォースにも対応している点があります。

一方でホープゼアルは他のホープと同じく戦士族であるのが特徴です。

一族の結束や不死武士の効果を損なわずにエクシーズチェンジが可能です。

バーニングナックラーやヒロイックに一族の結束を採用している場合なんかにも

気兼ねなくRUM-七皇の剣を3枚積みしたり出来ますね。

 

 

 

以下は個人的に相性がいいと思われるカードを挙げていきます。

※カード名をクリックでwikiを表示します

 

禁じられた聖槍

前述の通りホープゼアルは禁じられた聖杯やブレスルに弱いです。

また強制脱出装置でも簡単に除去されてしまいます。

それらのカードからホープゼアルを守るのに有効なカードです。

攻撃力4000の状態で④の効果を発動、その上で

さらに禁じられた聖槍を発動すると攻撃力は2200になってしまいますが、

それでも簡単に突破される事はないでしょう。

 

 

CX 冀望皇バリアン

墓地に希望皇ホープがある事が条件ですが、RUMが手元にある状態で

セブンスワンをバリアンズカオスドローできた場合、

 

CNo.101 S・H・Dark Knightをエクシーズ召喚

効果で相手のモンスターをオーバーレイユニットに

そこにバリアンを重ねて墓地のホープをコピー

ホープレイかホープONEを重ね、RUMをコストにホープゼアルをエクシーズ召喚

 

とすればやはり攻撃力4000のホープゼアルを重ねる事が可能です。

それ以外にもホープゼアルにオーバーレイユニットを集めたい時に重宝します。

ただしエクストラデッキはものすごく圧迫されるので覚悟しましょう。

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