遊戯王ARC-Ⅴも物語が進み、いよいよシンクロ次元へ突入するか!?という段階になってきました。
シンクロ次元、つまりファイブディーズの世界へ行くわけですから多くの方が期待しているであろう事がありますね。
「遊矢達はライディングデュエルをするのだろうか?」
ファイブディーズといえばライディングデュエルと言ってもいいくらいにシンクロ次元での華と言えます。
現時点で既にユーゴがDホイールに乗っている以上、ライディングデュエルが無いというのも考えにくいです。
当然遊矢達ランサーズがライディングデュエルをするのを期待する視聴者も多いでしょう。
何よりエンタメデュエルの大きなヒントになりそうですからね。
しかし実際にライディングデュエルをするのには問題点があります、ライセンスです。
Dホイールに乗るにはライセンスが必要であり16歳以上でないと取得できません。
ランサーズのうち中学2年生である遊矢と権現坂、沢渡は取得不可能という事になります。
零羅も当然アウトですね、セレナはどうなんでしょうか?ちょっと微妙です。
柚子と同じ年齢の可能性もありますがアカデミアがGXと同じ年齢制度なら高校生という事になります。
あれ?そうなるともしかして素良って実は遊矢達より年上なんでしょうか?
他の人たちも年齢は不明ですがとりあえず黒咲は問題なく16歳を超えていそうです。
黒咲さんがDホイールのライセンスを習得する話とかすごく見てみたい
何にしても遊矢はDホイールに乗れなさそうという結論が出てしまいました。
しかしそうだとしても大丈夫です、何故ならデュエルボードがあるからです。
龍亞や龍可の乗っていたデュエルボードなら遊矢達でも問題なく乗る事が出来ます。
サーカス的なエンタメアクションをするのならむしろDホイールよりも遊矢に合っていそうですね。
よかったよかった、これで遊矢も問題なくライディングデュエルが出来・・・・・・ません!
はい、遊矢達がライディングデュエルをするにはもう1つ問題があります。
というよりむしろこっちの方が問題です。
何が問題かって? スピード・ワールド2ですよ!
スピード・ワールド2
フィールド魔法
このカードはカードの効果を受けず、
フィールド魔法カードをセット及び発動できない。
お互いのスタンバイフェイズ時に
自分用スピードカウンターを1つ置く(最大12個まで)。
「Sp(スピードスペル)」 魔法カード以外の魔法カードをセット及び発動した場合、
そのコントローラーは2000ポイントのダメージを受ける。
お互いのプレイヤーは、自身のメインフェイズに
自分用スピードカウンターを以下の数だけ取り除いて発動できる。
●4個:手札の「Sp(スピードスペル)魔法カード1枚につき、
相手に800ポイントのダメージを与える。
●7個:自分のデッキからカード1枚ドローする。
●10個:フィールド上のカード1枚選んで破壊する。
これはライディングデュエルの大前提となるフィールド魔法カードです。
問題となるのはずばり「Sp以外の魔法カードを使った場合に2000ポイント受ける」という所です。
・・・・・・はい、もう気づいてる人もいるかと思います。
ペンデュラムカードはペンデュラムゾーンにセッティングする時「魔法カード」として扱います。
つまりペンデュラムスケールをセッティングすると4000のダメージを受けます。
榊遊矢、よりにもよってペンデュラム召喚を封じられるという大ピンチに陥ります。
いえ遊矢だけじゃありません、沢渡だってペンデュラム召喚を封じられたらきっと大ピンチです。
こんなんじゃ・・・お楽しみはこれから・・・できねえぜ・・・。
だがしかし!ランサーズにはこの問題を華麗にクリアできるデュエリストが存在します。
ポイントはこの魔法カード使用時のペナルティがダメージという点です。
そう!融合次元の手先デニス・マックフィールドです!
トラピーズ・マジシャンは2500以下のダメージを無効化してくれますから当然スピード・ワールド2の魔法ペナルティにも有効です。
彼の使うエンタメイジならば魔法カード使用時のダメージを無効化するのは造作もありません。
それどころか逆にこのダメージを利用し展開の補助する事も可能でしょう。
スピードスペルと通常の魔法カードを使い分けるというまったく新しい戦術も可能になるでしょう。
まさにライディングデュエルにうってつけのデュエリストと言えます。
もしかしたら遊矢や沢渡もデニスからエンタメイジのカードを借りてこの問題をクリアしたりするかもしれませんね。
そうすればライディングデュエルでも遊矢達のペンデュラム召喚を見る事が出来ます。
・・・まあ普通にスピード・ワールドがまた新しくなっててペナルティの問題が普通に解決される可能性もありますが。