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遊戯王アークファイブ第127話『リバイバル・ゼロ』感想

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遊戯王ARC-V127話の感想です。

赤馬零王の元いた世界ではズァークがモンスターと1つになり

世界を破壊しつくしていました。

 

 

感動の再開

零王が元にあった次元の話をしている所に部下からの通信が入り

ドクトルが捕らえていた遊矢が逃げ出した事を零王に報告します。

そして直後、遊矢が零王の間にたどり着いてきました。

そしてここにきてついに遊矢と遊勝が再開を果たします。

アニメにおいては128になってようやくの、

遊矢からして3年ぶりの感動の再会です。

駆け寄る遊矢を遊勝が抱きしめ大きくなったなと声をかけます。

しかしあまり再開を喜んでばかりいられる状況でもありません。

遊勝は零王の気持ちを理解しつつも子供を巻き込む行為を良しとせず、

零王に対して考え直すように説得します。

しかし零王は遊矢が遊勝の子供であって子供ではないと言い放ちます。

そして零王が何か装置を機動すると床からカプセルが4つ登場し

その中には柚子、セレナ、リン、瑠璃が閉じ込められていました。

 

 

ドクトルやっぱりやりすぎてた

そして柚子シリーズと同時にドクトルもまた零王の間にやってきます。

そしてドクトルは遊矢の撃破は自分にお任せくださいと言いますが

零王はお前に叶う相手ではないとドクトルを引かせようとします。

ドクトルはそれでも自分の頭脳があれば遊矢を倒せると引き下がり

そして同じ科学者である零王に研究の素晴らしさを説きますが

零王は自分もかつては同じ考えをもっていた故に破滅を招いてしまったと

ドクトルの考えを危険視した上でそのままカード化させてしまいました。

ドクトル、あまりにもあっさりとした退場です。

まあ零王からすれば

「娘に何さらしとんのじゃこら」という気持ちもあったんでしょう。

そしてドクトルがカード化した事で柚子達の意識も元に戻りました。

しかしそれでもカプセルから出られる事が出来ない柚子達は

零王に対して抗議しますが零王は彼女達にも聞かせるように

元あった1つの世界の話を続けます。

 

 

花鳥風月

世界は覇王龍ズァークのせいでそれはもうボロボロでした。

零王はズァークに対抗する為に1つの手段を考えます。

それは世界に存在する自然の力を利用できないかという事、

ズァークが人の心によって生まれた存在であるならば

人の心が介入していない自然であれば対抗できるのではと考えたわけです。

そして零王は森へ極寒へ砂漠へと世界各地に立ち寄り

自然の力の研究をし、花、鳥、風、月という4つの力を解明、

ズァークに対抗する為の4枚のカードを作り上げる事に成功しました。

それがエン・フラワーズ、エン・バーズ、エン・ウィンズ、エン・ムーンです。

ムーンだけ複数系ではないですがまあ月がたくさんあったら困りますからね。

柚子シリーズの繋がりが花鳥風月ではないかという議論は何度もされてましたが

ついにここで明確にそうであると公式で語られましたね。

 

 

零王の娘、レイ

ズァークに対抗する為の手段をようやく作り上げる事が出来た零王ですが

いざ使おうとした時にその4枚のカードを奪われてしまいます。

奪ったのは零王の娘であるプロデュエリスト、レイ。

どうもこのカード、使った者が犠牲になってしまうような代物であるらしく

レイは父親は世界に必要な存在であるとして使って欲しくなかったようです。

しかし当然零王からすれば娘が犠牲になるのを容認できるわけもなく

カードを取り返そうとしますがそんな零王の願いも虚しく、

レイは1人、ズァークと対峙しその4枚のカードを使用します。

零王が見た最後の光景はレイの腕に4つのブレスレットが形成され

ズァークと4体の竜が分裂し、同時に世界が光に包まれる姿でした。

 

 

そして世界は・・・

次に零王が目を覚ましたのは見知らぬ街でした。

そこでは子供達がデュエルをして遊んでいましたがそれは

融合、シンクロ、エクシーズカードのないスタンダードなデュエルでした。

そして零王がモンスターに手を触れようとすると透けてしまい

子供達に「それはソリッドビジョンだから触れない」と笑われてしまいます。

零王は元の世界の頃の記憶を失っていましたが、

どうにもその子供の台詞が頭から引っかかる様子でした。

 

零王はその後スタンダード次元で小さな町工場を立ち上げます。

そして記憶を失ったものの頭の片隅に技術のノウハウは残っていたようで

それを頼りにリアルソリッドビジョンを完成させます。

この成功を切っ掛けにLDSという大きな会社にまで発展させたのでしょう。

 

 

全てはレイの為に

会社を大きくして妻と息子も出来順調に第2の人生を歩む零王でしたが

それでも頭の片隅にある記憶の正体がどうしても気になっていました。

そして零王は自分の頭を解析する事で徐々に記憶を取り戻してきます。

恐らくは次元が4つに分かれた事もその時に気付いたのでしょう。

そして同時に考えます、「レイもどこかにいるのではないか?」と。

これを境にして零王はレイの居場所を突き止める為に動き出します。

零王は次元移動装置を作り上げ、融合次元を新たな拠点として活動、

スタンダード次元からは完全にその姿を消してしまいました。

そうして見つける事が出来たのがセレナという少女です。

セレナの姿は幼い頃のレイと瓜二つでしたが

しかしセレナにはレイの記憶が一切存在していませんでした。

そんな中零王はセレナがつけていたブレスレットの存在に気がつきます。

このブレスレットはレイが4枚のカードを使った時に生まれたもの、

しかし4つあったブレスレットをセレナは1つしか持っていません。

これらの要素から零王はある結論にたどり着きます。

そう、つまり世界が4つに分裂したようにレイも4つに分裂したのだと。

そのレイが分裂した姿が柚子、セレナ、リン、瑠璃だったのだと。

 

 

第5の次元、アークファイブ

そしてレイが4人の少女に分裂したと結論づけた零王は次の行動に出ます。

それは4人の少女をレイという元いた自分の娘に戻す事、

そしてその為に世界中の人々の生命エネルギーをカード化して取り出し

それを元に4つの次元を融合させ1つの世界を作り上げると

事実その為の準備はほぼ出来上がっており、遊矢達の前に

カード化した人間を集めた装置を披露します。この装置が完成すれば

4つの次元は第5の次元、アークファイブ次元という1つの存在となり

同時に柚子達4人もレイという1つの存在となるのだと。

 

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そう高らかに語る零王の目は完全に血走っていました。

・・・この目を見て、自分は確信しました。

この人は娘1人の為に他の次元を犠牲にしようとしていると

事実零王は4つの次元の事を「歪んだ次元」と語っており、

そこで住む人々やその世界そのものに思い入れを持っていない事が伺えます。

そして赤馬日美香とは恐らく記憶が無い頃に結婚して零児を生んだのでしょう。

新しく作った家族すら捨てて次元を渡ったことで日美香はヒステリーを起こしました。

自分の夫が突然様子がおかしくなり姿を消したのですから無理もありません。

その事を語る零児は口調的にも感情の篭った幼い感じになっており

一人称も「僕」になっています。普段は大人びた態度をしている零児ですが

彼だってまだ16歳です。父親を前にすれば感情的にもなるでしょう。

 

 

ズァークを復活させない為に

零王の野望は結局の所柚子達4人という存在を犠牲にしようとしています。

元はレイという1人の少女だった彼女達ですが分裂した後も

1人1人がそれぞれ別の人生を歩んでいるのです。

当然ながらそれを蔑ろにする零王を遊矢は許せるはずがなく、

その野望を阻止しようと零王にデュエルを挑みます。

しかし零王はレイが4人の少女に分裂したように

遊矢達もまたズァークが遊矢、ユート、ユーゴ、ユーリという

4人の少年に分離した存在であると語ります。

その証拠に遊矢はユートと1つになっており、

また何度も暴走してその力の片鱗を見せ付けています。

もし零王の目論見どおりに世界が1つになりレイが元に戻るならば

それはズァークもまた1つの存在に戻ってしまう事を意味します。

零王はそれを阻止するために遊矢を亡きものにしようとデュエルを挑み、

また零児に対しても自分の姉を取り戻すように協力を呼びかけます。

しかし零児は遊矢がエンタメデュエルを信念として

シンクロ次元やエクシーズ次元で人々に笑顔を与えた事を知っています。

何より零王の無理矢理次元を1つにするやり方は

そこに住む人々の気持ちを化す認められないものであり、

零児は遊矢に協力して零王と戦う決意をします。

 

 

 

 

 

というわけで前回に引き続き大分真相が語られてきました。

零王は数百年生きてきたと思っていましたが気がついたらそこにいたんですね。

零児は恐らくスタンダード次元で新しく生まれた子供だとは思いますが

そうだとすると1つ気になるのが柚子との年齢差です。

零児は16歳で柚子が14歳、零児の方が先に生まれているわけですね。

同じくズァークが分裂した遊矢も14歳であり零王がスタンダード次元に来たタイミングと

数年ほどのタイムラグがある事が確認できます。

赤ん坊として生まれてきた事も考えると分裂しまった影響か何かで

転生するにはある程度の時間が必要だったのかもしれません。

今回で結構多くの真相が語られついにアークファイブという単語も出t形真下

しかしまだペンデュラムの謎は残ったままですね。

 

 

次回予告 128話『決戦!精霊機巧軍(スピリット・テック・フォース)』

「俺達が怒りに囚われなければズァークは目覚めないはずだ」

「お前は!お前だけは絶対に許さない!」

いきなり怒りに囚われてるじゃねーか!即オチ2コマか!

というわけで予告の時点で思いっきり目がやばいです遊矢。

精霊機巧軍というのが零王の使うテーマでしょうか。

 

超熱血!デュエル塾

司会は前回に引き続き零児と遊矢

今回はレイやズァークについての解説です。

自然の力を「植物や動物、風や天体」と説明しており

これを花鳥風月としてまとめているわけですね。

そして零王の本当の目的は「レイを取り戻す事」であり

世界を1つにする事はその手段でしかないと明言しています。

コメント

  1. 匿名 より:

    零王が敗れたらZ-oneのように「私がやってきた事は間違いだったのか? 意味のなかった事なのか?」と問いかけるのか気になります。

  2. 匿名 より:

    今まで見てきたけど、やっぱつまらんわ
    未来が崩壊するからシンクロを滅ぼそうとしたZONEの
    方がまだ納得できたし、ドン千みたいに最初から黒幕で悪役じゃない

    赤馬零王は最初から最後まで私情で世界を滅ぼしたい3流にしか見えないな

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