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東方鈴奈庵第27話『狐狗狸さんは桜とともに散りぬ 後編』感想

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コンプエースを読む機会があったので

せっかくなので鈴奈庵の感想でも書いておこうかなと思います。

今後読める機会があるかどうか分からないのでまた書くかどうか分かりませんが。

 

 

前回からの続き

完全に日が沈む直前になっています。

それでもなお薀蓄をやめない霖之助。

ウィジャボードについて得意げに色々語っています。

もはや魔理沙と小鈴は完全に店内の物色をしています。

そりゃずっと話聞いてたらそうなります。自分だって1時間持つかどうか。

そして時間も時間なのでそろそろ親が心配すると帰ろうとする小鈴に対し

「まあ待ちなさい」

いや帰してやれよ!親が心配する言ってるだろ!どれだけ薀蓄語りたいんだ!

結局魔理沙の説得により軽く要点と注意点だけ最後に述べてくれました。

 

 

ようやく鈴奈庵に帰還

もうすっかり夜です。月も思いっきり自己主張しています。

大体日が沈んだ頃に帰ったとして帰宅時間は1時間~2時間ぐらいでしょうか?

香霖堂は迷いの森の入り口にありますからある程度の距離は推察できそうですね。

勉強になったと博識な霖之助に感心する小鈴。

それに対してあれは能力によるものでだからこそ空想が過ぎると語る魔理沙。

この魔理沙が言っていた「判りやすすぎるから説明に空想が過ぎる」という部分。

自分、なんとなく分かる気がします。

例えその道具の目的、用途が分かったとしてもそれが実際に作られた経緯や、

細かい部品やデザインの意図までは把握できないのでしょう。

そして用途が分かるからこそそれ以外の事を考え、模索するのが楽しいのでしょう。

俗に言われる「フロム脳」に通じるものがあるんじゃないでしょうか。

説明されていない部分は自分で脳内保管しよう、みたいな。

魔理沙は霖之助の事をよく理解していますね。

 

 

事件の影に、やっぱり小鈴!

せっかくだから自分達も狐狗狸さんやってみようと小鈴を誘う魔理沙。

通常の狐狗狸さんと違って海外版だからとやり方を色々変えてみる事に。

ある程度英語を喋れるのが逆に仇となっているのか、

なにやらおかしな事になっています。

こういう突拍子もない解釈をしてしまうのは霖之助を連想します。

なんていうかこういう所似てますよね、霖之助と魔理沙。

というより魔理沙が霖之助の影響を強く受けているのでしょうか。

一方で子供達が狐狗狸さんをやっているの見て心配そうな霊夢。

今回出てきたのは低俗霊で一安心のようですがやっぱり場合によっては、

ヤバいものと交霊してしまう可能性もあるのでしょう。

そして鈴奈庵から禍々しいオーラが出ていました。

「また鈴奈庵か!」ってもう完全にトラブルの代名詞になってます小鈴。

鈴奈庵の霊夢は全体的に苦労人気質ですね。

 

 

オン ウィジャウィジャさん シッチソワカ!

霊夢が鈴奈庵に訪れてみた光景は2人が謎の儀式をしている所でした。

禍々しいオーラを出していたのは狐狗狸さんではなく魔理沙と小鈴のようです。

そして霊夢に叱られて綺麗にDOGEZAをする魔理沙と小鈴。

呆れた霊夢は一度本物の儀式を見せてあげる事にしました。

霊夢によると儀式には呪文など必要なく、ただ念じればいいとの事。

このあたりが霊夢の底知れなさというか、格の違いを見せています。

普段一緒にいる魔理沙でさえ霊夢の凄みに完全に押されています。

小鈴にも「くだらない質問はしないように」と釘を刺します。

もう完全に霊夢に逆らえないオーラが出ていますね。

 

 

霊夢の目論見

「本物の交霊」を見た2人は今まで自分がしていた交霊が、

本当に子供の遊びレベルであると知ってしょんぼり。

そしてレベルの低い遊びである事を小鈴に広めさせます。

霊夢としては都市伝説が具現化している関係上、

このまま狐狗狸さんの遊びを続けさせていると危険なので、

狐狗狸さんの流行を廃れさせようとしているわけですね。

そして鈴奈庵には神霊がたくさんいる事、

プランシェット(ハート型の板)に最初から霊が宿っていた事、

その霊も外国の小動物の霊であり低俗霊であった事を暴露します。

結局霊夢の作戦は大成功のよう流行は廃れました。

霊夢は結構こういう腹芸が得意な所ありますね。

 

 

「あっち側」

本当は低俗な質問を狐狗狸さんにしたかった小鈴ちゃん。

結局霊夢に凄まれて、要らない質問しかできませんでした。

ちなみに質問の内容が「今年は豊作ですか!?」

・・・・・・うん、里全体に関わるとっても立派な質問ですね。

焦ってなければもう少し気の利いた質問でもできたんでしょうね。

そして本当にしたかった質問は「自分もあっち側にいけるのか?」

さて、小鈴の言う「あっち側」とはどういう意味なのか?

恐らくは人外、もしくはそれに近い立場の事ではないでしょうか。

そしてそれを思う時霊夢の姿を思い浮かべてみました。

小鈴にしてれば霊夢も立派な人外側という事なのかもしれません。

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