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遊戯王OCGカード考察:究極幻神(きゅうきょくげんしん)アルティミトル・ビシバールキン

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今回紹介するのはプレミアムパック18よりこのカードです。

 

 

 

究極幻神アルティミトル・ビシバールキン
シンクロ・効果モンスター
星0/闇属性/ドラゴン族/攻   0/守   0
ルール上、このカードのレベルは12として扱う。
このカードはS召喚できず、自分フィールドのレベル8以上で同じレベルの、
チューナーとチューナー以外のモンスターを1体ずつ墓地へ送った場合のみ特殊召喚できる。
①:このカードは効果では破壊されず、
攻撃力はフィールドのモンスターの数×1000アップする。
②:1ターンに1度、自分・相手のメインフェイズに発動できる。
お互いのフィールドに同じ数だけ
「邪眼神トークン」(悪魔族・闇・星1・攻/守0)を可能な限り守備表示で特殊召喚する。
このターンこのカードは攻撃できない。

 

 

 

決闘ノ地平ニ君臨スル 最初ニシテ最後ノ神!!
混沌ヲ束ネ姿無キ身ヲ 現世ニ映サン!!
シンクロ召喚!!
究極幻神アルティミトル・ビシバールキン!!

 

 

漫画版5D’sのラスボスとも言うべき存在です。

魔王超龍 ベエルゼウスと冥界濁龍 ドラゴキュートスを素材にマイナスシンクロするという

ラスボスらしい非常に豪華な素材で特殊召喚されました。

アルティマヤ・ツィオルキンの第二形態とも言うべき存在ですが、

直接アルティマヤ・ツィオルキンから進化するのではなく、

アルティマヤ・ツィオルキンが墓地に存在する場合に召喚条件を満たせるという

中々珍しいバージョンアップをしています。

またカードのイラストも聖珖神竜 スターダスト・シフルと対峙する場面を描いており、

モンスターカードでありながら敵対するカードも描かれているという

これまた珍しい特徴を持っています。

漫画では1ターンに1度、自分、相手のフィールドにリリース不可のトークンを

フリーチェーンで可能な限り特殊召喚するという強力な展開封じの効果を持っており、

さらに破壊を無効にした時に相手フィールドのモンスターを全滅させた上で

バーンダメージを与えるという実にラスボスしている強力な効果を持っていましたが、

さすがに強すぎたのかOCG化にあたりいくらか弱体化しています。

 

 

基本的なステータスは進化前のアルティマヤ・ツィオルキンと同じであり、

ルール上はレベル12として扱うレベル0のモンスターという点も共通しています。

特殊召喚条件はアルティマヤ・ツィオルキンをさらに厳しくしたものとなっており、

レベル8以上で同じレベルのチューナーとチューナー以外のモンスターを必要とします。

レベル8以上のチューナーは非常に限られており、中々特殊召喚するのは難しいでしょう。

このカードを出す方法としてオススメなのはタンホイザーゲートを使う事です。

攻撃力1000以下のチューナーとチューナー以外のモンスター2体を

合計レベル8で揃えればいい為比較的楽に条件を満たす事が出来るでしょう。

またギャラクシー・クィーンズ・ライトを使うのもオススメです。

レベル8のモンスターともう1体チューナーを用意すれば特殊召喚条件を満たせます。

特に【ブルーアイズ】であれば青き眼の乙女の効果で簡単に揃える事が可能です。

またアルティマヤ・ツィオルキンの効果でライフ・ストリーム・ドラゴンと

もう1体レベル8のドラゴン族シンクロを特殊召喚するのもいいでしょう。

世界の未来を壊す為に勇気と力をレボリューションさせましょう。

 

 

①の効果は効果破壊に対する耐性と

お互いのフィールドの数×1000攻撃力がアップするというものです。

原作のようにフィールドがモンスターで埋め尽くされた状態であれば

攻撃力は10000にまで達します。

②の効果の関係で攻撃力9000までは容易に到達する事が可能であり、

その上で効果破壊に対する耐性を持っているのはありがたいと言えます。

 

 

②の効果は1ターンに1度、お互いのメインフェイズ時に、

「悪魔族・闇・星1・攻/守0」の邪眼神(ウチャツィミーメ)トークンを

お互いのフィールドに同じ数だけ可能な限り守備表示で特殊召喚するというものです。

ただしこの効果を発動したターンは自身は攻撃できない制約が発生します。

①の効果とシナジーしており、ビシバールキンの攻撃力を爆発的に高められます。

もう一度言いますが邪眼神は「ウチャツィミーメ」と読みます。

覚えにくい名前ですがこのカードを使うならば是非言えるようにしておきましょう。

 

 

②は「相手のフィールドをトークンで埋め尽くす」という類の効果であり、

特にエクシーズ召喚の阻害をするのに大きな役割を果たしてくれるでしょう。

ただし同じ数だけ特殊召喚する特性は最低でもビシバールキン本人が存在する関係で

基本的に相手の場に出せるトークンは最大4つであり1体は召喚を許してしまいます。

チューナーを召喚された場合には逆に利用されてしまう可能性もあるでしょう。

 

 

原作と違いリリースできない制約も存在しない為、

アドバンス召喚等にも利用されてしまう危険性もあるでしょう。

しかしこのリリースが可能という点は逆に自分も活用できるというメリットにもなり

神のカードやD-HERO Bloo-Dなど

多くのリリースを必要とするカードも存分に使う事が可能です。

毎ターントークンを大量に特殊召喚するという性質を上手く利用できるならば

リリース要因を大量に確保する必要のある豪快な戦術も不可能ではありません。

 

 

なお②の効果の発動時に強制脱出装置などでビシバールキンを除去した場合、

相手フィールドを5体全てトークンで埋め尽くす事も可能です。

相手にトークンを処理する手段が無いと踏んだ場合には

完全にロックをかける手段として狙ってみるのも悪くないでしょう。

 

 

原作と比べるといくらか弱体化こそされましたが、

それでもラスボスらしい豪快な効果を持った非常に面白いカードだと思います。

トークンを大量に生成するという効果は非常に悪用しがいのある効果であり、

このカードを利用した様々なコンボも開発されそうです。

 

赤き竜

 

デブリ・ドラゴン

タンホイザーゲートを使ってビシバールキンを出したい場合にオススメの1枚です。

このカードでレベル4のモンスターを蘇生させれば合計レベルは8になり

さらに蘇生させるモンスターは必然的にタンホイザーゲートの対象にもなる為、

タンホイザーゲートとデブリ・ドラゴンの2枚でレベル8を2体揃えられます。

 

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