東方鈴奈庵第34話『誰がデマゴギーを広めるのか 前編』感想

公開日: : 書籍感想, 東方

東方鈴奈庵34話の感想です。

付録のポスターがでかいと評判みたいですね。

 

 

今年ももう終わり(ただし年は取らない)

季節はもう12月。神社もすっかり雪が積もっています。

スコップを手に雪かきに励んでいるバイタリティ溢れる霊夢の姿があります。

やはりこの神社を1人で手入れするのは大変な様子ですね。

霊夢は天才型だと言われますが神社の切り盛りだけでも結構な修行だと思います。

霊夢が今年は色々大変だったと物思いにふけっています。

ですが東方はサザエさん時空が発生している世界観であり

どれだけ年月が経過しても年を取る事はありません。

魔理沙や阿求は寿命を延ばす為に色々試行錯誤を重ねていますが

このサザエさん時空のせいで何かおかしい事になっています。

高校1年生とはっきり明言されてる菫子とか一体どうなるんでしょうね。

 

 

世界が終わる

さて霊夢の前に1人の中年男性が慌てた様子で神社にやってきました。

なんとお賽銭を入れました!しかも雪の振る真冬にわざわざ神社まで来て!

この中年男性はウワバミの時にも出ていましたが今回ちゃんと目が描かれています。

中年男性はかなり切羽詰った様子で必死に祈りを捧げています。

憔悴した状態でなければ結構渋い顔をしているダンディなオジサマに見えます。

霊夢が話を聞いてみると今年は立て続けに危険な異変が発生しており

その影響で今年で世界が終わってしまうという噂が広まっているようです。

なんでも弥勒菩薩が降臨して世界が滅亡してしまうのだとか。

さすがに霊夢は世界が終わるなんて事は信じませんが、

それでも噂の出所は気になるようです。

 

 

噂はどこから?

霊夢は魔理沙と鍋をつつきながら世界滅亡の噂について会話します。

鍋はパッと見た限りではタケノコの水煮でしょうか?椎茸も入っています。

弥勒菩薩が世界を滅ぼすという話ですが弥勒菩薩が降臨するのはずっと先の事です。

仏教関連の噂なのでまず一番怪しいのは仏教の本拠地、命蓮寺。

それから前回の異変を考えると月の都も怪しいです。

そして会話の中で異変を起こした現況としてボコられてるヘカーティアと菫子。

菫子なんか縛られてます。

割と幻想郷のピンチな異変を解決したが相変わらず噂の具現化は存在したままのようです。

そこで霊夢と魔理沙は世界滅亡の噂が具現化してしまったらやばい事に気付きます。

 

 

専門家に相談だ

弥勒菩薩の事は仏教にという事で霊夢は噂の真相を確かめる為に命蓮寺に足を運びました。

妖怪寺のマスタープリースト:聖白蓮

そこにはいつもの衣装ではなく袈裟をまとったお坊さんモードの白蓮が。

住職=マスタープリーストって訳なんでしょうね。

白蓮に対して世界の終わりと弥勒菩薩の関係について質問をしますが

そもそも白蓮も世界滅亡の噂なんて知らなかったという事です。

白蓮の話では弥勒菩薩は破滅ではなく救済をもたらす存在である事、

そもそも弥勒菩薩が降臨するのは56億年も先の話であるという事で否定されます。

そして白蓮もオカルトボールに関する勉強をしたらしくそれについて話をしています。

ちなみに白蓮まだバイクのキー持ってました。今でも愛用しているご様子です。

すっかりターボババァがお気に入りのようです。

 

 

脱兎(文字通りの意味で)

さて師走と言われる12月ですが弟子の立場である鈴仙も薬売りに励んでいました。

しかしそこで魔理沙に声をかけられ全力ダッシュで逃亡します。

突然逃げられた魔理沙おーいそこの妖怪兎と声を書けました。

すると鈴仙はUターンして再び魔理沙の元まで全力ダッシュです。

そして必死に変装してるんだからそんな大声で妖怪兎って言うなと魔理沙に忠告。

魔理沙はすっげぇいい笑顔してます。

鈴仙としては自分が妖怪兎である事はどうしても隠して起きたいようです。

でも求聞史紀で妖怪兎が薬売りしてるって公然の事実として書かれていたような

とりあえず魔理沙は月の都が何か企んでないかを聞きたいようです。

それに対してまず鈴仙は自分はもう月の兎ではなく地上の兎だと主張します。

玉兎は月では奴隷であり兵士であると話しており相当に待遇が悪かったのでしょう。

その上で月の都なら世界滅亡の噂を流しうるという意見です。

 

 

年末に世界が終わる?

さて場面は変わって鈴奈庵。

先ほど文から入荷した今日の分の文々。新聞の内容を確かめています。

しかしそこには年末に向けて生き物が死滅していくという情報が。

小鈴はこのままでは年末に世界が滅んでしまうと戦々恐々しておりました。

世界轉覆奇談(せかいひっくりかへるめずらしきはなし

それがその新聞の内容でした。

 

 

 

 

今回話に出てきた弥勒菩薩。

56億7千年後に世界に降臨して人々を救済する仏だと言われており、

イエス=キリストの同一存在だと呼ばれるケースも存在します。

 

また今回世界滅亡の予言として出てきた世界轉覆奇談。

これは明治時代にイタリアのある占考者が予言したものを新聞にしたものです。

第一日目  : 川々へ水の入る図
第二日目  : 大洪水
第三日目  : 大怒濤(つなみ)
第四日目  : 川の魚ことごとく死ぬの図
第五日目  : 海の魚皆死ぬ図
第六日目  : 鳥類のこらず死しおちる図
第七日目  : 家藏々風のために崩る
第八日目  : 岩石類ひ四方八方に飛び乱る
第九日目  : 大地震にて倒る図
第十日目  : 山や谷が動揺図
第十一日目 : 悪空の為に人は唖又は聾となる図
第十二日目 : 大地破裂して人家地底に埋る
第十三日目 : 天の星ことごとく地に落ちる
第十四日目 : 世界の男女が皆死んで仕舞う図
第十五日目 : 燃出る噴火のために山も谷も川も溶解図

こんな感じの内容が絵と共に記載されています。

 

あと世界滅亡の予言として有名なものと言えばノストラダムスですね。

1999年の7月に空から恐怖の大王がやってくるというもので

当時様々なアニメや漫画などのネタに使われまくっていました。

それだけ1999年に世界が滅亡するという話に皆が注目していたのです。

まあノストラダムスの予言って3000年以上続くんですけどね。

 

追記:サブタイトル書くの忘れてましたorz

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