東方鈴奈庵第32話『真実の支配者 前編』感想

公開日: : 書籍感想, 東方

今回のコンプエースは特典で書き下ろしのロングポスターがついています。

特に小鈴と魔理沙が目立っていますね。

 

 

天狗執事

今回は魔理沙が鈴奈庵に掘り出し物を持ってくる所から始まります。

がらくた市で物色していたら見つけた品のようで

高級品である美濃紙に書かれた手紙でありしかも入っていた箱には

「天狗ノ書」と書かれていたために掘り出し物だと判断したようです。

しかし人間の言葉で書かれているものの達筆すぎて読めなかった為、

文字の翻訳が可能な小鈴に解読を頼んできたわけです。

そして小鈴が翻訳した結果、これは人間にタライを借りた天狗が

そのお礼にタライに力を込めた上で返したという旨の内容でした。

そのタライを飾っておけば家内繁盛のご利益があるとの事です。

そして差出人の名前には「鞍馬山執事」と書かれていました。

それが本当であればこの手紙は結構な掘り出しものであり

また紙が高品質である事や達筆である事も信憑性を高めています。

ですがこの紙が本当に天狗のものだとすると腑に落ちない点もあります。

なんで天狗がわざわざタライなんかを人間から借りるのか、

そして何よりも妖怪の気配が感じられない事から、

この手紙が本物であるかどうかは怪しいとの事です。

しかし偽者であるならなおさらタライの内容である点がおかしく

また手紙の内容が本物であれば本命はそのタライであり、

そのタライが見つかればこの手紙も本物という事になります。

早速魔理沙はそのタライの手がかりを捜しに行く事にしました。

手紙は小鈴の元に預けています。

「預けただけだから売るなよ!絶対に売るなよ!」と念を押して。

 

 

とりあえず飾ろう

小鈴は魔理沙に預けられたタライレターをどうしようかと思案した結果

せっかくなので額に飾っておくことにしました。

内容はタライですが達筆で紙も高級なものなので

内容が読めない人にとっては何か言い感じのもの見えるという考えです。

知らない言語の文字はしょーもない意味でも格好良く見えるというアレですね。

クーゲルシュライバーとか意味分からずにいうとちょっと格好いいですからね。

英語が分からない人ならヘカーティアのTシャツも格好よく見えるのでしょう。

ちなみに小鈴はこの時、「商品になるかも」とか言っています。

魔理沙の静止もむなしく売る気マンマンです。

 

 

短パン天狗

魔理沙は早速近くの店でそれっぽいタライの話がないか聞き込みをしていました。

そこで店の女性から何やら曰くありげなタライの情報を入手しました。

近くにそんな感じのタライを飾っている所があるそうです。

お礼を言って女性の元を去ろうとした魔理沙でしたが

そこで同じようにそのタライの情報に興味を示した人物がいました。

帽子を被った短パン衣装というちょっとレトロな感じの制服を着た女性は

店員の女性に名詞を差し出しました。

 

「社会派ルポライター あや」

 

・・・・・・幻想郷に名刺交換の文化ってあるんですかね?

というわけで射命丸文の登場です。当然ながら魔理沙が突っ込みをいれます。

どうやら文も鞍馬天狗の力が込められたタライに興味があるようです。

そして人間のフリをする為に今の短パンの格好をしているそうです。

洋服が変装として成り立つという事は人里にも結構洋服あるんでしょうか?

それはそれとして帽子被ってるけどとんがった耳思いっきり出てる気がします。

 

 

妖怪のたくらみ

魔理沙が文に対して突っ込みを入れたかったのは妖怪がこんな人里に

思いっきり干渉するような真似していいのかという事でした。

文が言うには妖怪が人里を保護するというのは表面上の考えに過ぎず

裏では河童や天狗、狸たちが人里の支配者になろうと暗躍しているそうでした。

結構な大事に驚く魔理沙でしたが文が言うには結局の所人里にとっては

どの妖怪が支配者になってもあまり影響は出ないそうです。

しかし妖怪たちにとってはどうしても避けたい事が1つありました。

それは人里の中から支配者が出来てしまうこと。

そうなってしまうと幻想郷のルールは簡単に破られてしまうと言っています。

恐らくは外の世界のように妖怪の手から離れていってしまうのでしょう。

あくまで幻想郷にとって人里は妖怪の支配するものでなければならない、

それが妖怪たちにとっての考えであるようです。

そして文は鈴奈庵にも赴いて小鈴に名詞を差し出していました。

 

 

 

というわけで今回は天狗にまつわるお話のようですね。

今回は射命丸文が「鴉天狗のジャーナリスト」という肩書きを引っさげての登場です。

もえ先生特有の人外の目もしっかりしていました。

はたして鞍馬天狗がタライを借りたという話は本物なのでしょうか。

それ以上に「鞍馬山執事」という単語のインパクトが衝撃的でした。

天狗の執事・・・一体どんな感じなんだろう、すごい見てみたい。

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