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遊戯王VRAINS(ヴレインズ)第72話『曇りなき極致』感想

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遊戯王ヴレインズ72話の感想です。

 

前回のあらすじ:ウィンディ使いの荒いライトニング

 

 

先行後攻の決め方

崩れ落ちるサイバース世界、偽物だと分かっていてもAiには辛い光景のようで

このあたりからもAiは本当にサイバース世界に思い入れがあるのが伝わります。

そしてボーマンは自分こそがサイバース世界を破壊した張本人だと主張します。

まあ当時のボーマンはライトニングの手駒みたいな扱いだったでしょうし

ライトニングが主犯でボーマンが実行犯という感じなのでしょうね。

その時の事を邪悪な顔をしつつ話すなど明らかに挑発の意図がありますが

Aiには効果てきめんで明らかに動揺しています。

Aiはボーマンに対し怒りを向けながらも心理攻撃をしかけてくるという

今までのボーマンらしくない行動に首をかしげます。

それだけボーマンが日々進化をしているという事なのでしょう。

 

さてプレイメーカーとボーマンのスピードデュエル・・・の前に

ボーマンは先行後攻を決める勝負をしようと提案してきます。

ハイドライブが後攻有利なデッキなのでボーマンは後攻を取りたいですし

プレイメーカー側も後攻を取らせたくないので

ちゃんとした手順で決め手こそ真の勝負になるというボーマンの主張です。

え?何今までのデュエルって基本合意の元で先行後攻決まってたの?

基本的にプレイメーカーは後攻になる事が多いのは

プレイメーカー自身後攻派だからなのかもしれません。

 

勝負の方法は塔をゴール地点として先に通った方が先行後攻を決めるというものです。

つまりライディングデュエルですね

レースをしながらもAiはイグニス同士で戦う今の状況を憂いでいます。

ある意味一番イグニスに対する想いが強いのはAiなのかもしれませんね。

こんな事をするために戦ってきたのかと嘆くAiに対して

プレイメーカーはだったら未来を自分の手で変えるしかないと励まします。

そんな中突然塔が崩れてプレイメーカーの方に倒れ込んできます。

間一髪避ける事に成功するプレイメーカーですがレースを制したのはボーマン、

特に奇をてらうでもなく後攻を選択してきました。

 

 

ディフェンスに定評のあるサイバース・マジシャン

というわけでスピードデュエル開始、先行はプレイメーカーです。

とにかく裁きの矢による猛攻が怖いので防御を整えるのが最優先です。

まず通常魔法「サイバネット・マイニング」を発動、

これは手札1枚を墓地へ送りデッキからサイバース族をサーチする効果で

ドットスケーパーを捨てつつサイバース・ガジェットをサーチ、

そのままサイバースガジェットを通常召喚してドットスケーパーを蘇生させます。

そしてドットスケーパーを素材にリンクリボーをリンク召喚し、

自身の効果でドットスケーパーを蘇生します。

今度はリンクリボーとガジェットの2体でサイバースウィッチをリンク召喚、

サイバースガジェットの効果でトークン生成後ウィッチの効果でマイニングを除外して

儀式魔法と儀式モンスターをサーチしてさらにガジェットも蘇生、

そしてサイバネット・リチューアルでドットスケーパー、トークン、ガジェットを

生贄に捧げてサイバース・マジシャンを儀式召喚です。

さらに装備魔法「グリッド・ロッド」をサイバース・マジシャンに装備、

攻撃力を300アップさせつつ1ターンに1度破壊耐性を付与します。

戦闘ダメージを半分にするサイバース・マジシャンを場に用意して

さらにそれを守る為の布陣と言う事ですね。

プレイメーカーはこれでターンエンドです。

 

ボーマンのターン、ドロー。

まずハイドライブ・ブースターを召喚してこれを素材にフロー・ハイドライブを出します。

「真実を極めるサーキット!」とまたリンク召喚の掛け声が変わっています。

そして通常魔法「ハイドライブ・リビルド」を発動、

これはハイドライブ1体を破壊しつつ墓地でハイドライブの効果が発動した時に

墓地からハイドライブを効果を無効にして蘇生するという効果です。

これによりフロー・ハイドライブを破壊しつつその効果でトークンを生成し

さらにすぐさまフローを蘇生してついでにメインモンスターゾーンに場所を移しました。

これで発動条件を満たしたので裁きの矢を発動、

さらに速攻魔法「ハイドライブ・デフラグメント」を発動、

ハイドライブが破壊されたターンに魔法罠1枚を破壊しつつ

さらに墓地から除外する事でハイドライブ魔法罠をサーチする効果を持っています。

これによりプレイメーカーのグリッド・ロッドを破壊し

2枚目のハイドライブ・リビルドもサーチします。

そしてトークンでリンク召喚したバーン・ハイドライブをリビルドで破壊して

同じようにトークン生成しつつリビルドの効果で蘇生させます。

さらにこのトークンを素材にクーラント・ハイドライブもリンク召喚

3体のハイドライブリンクが並ぶことになりました。全て裁きの矢のリンク先です。

しかしそれでもマジシャンの攻撃力には及ばないので3体でさらにコンバイン、

トライデント・ハイドライブロードをリンク召喚します。

炎、風、水の相手モンスター効果を無効にできますがサイバース・マジシャンは闇属性、

しかし攻撃力は裁きの矢で上回っておりカードを1枚伏せて戦闘破壊を狙います。

これに対しプレイメーカーは墓地のグリッド・ロッドの効果により

墓地へ送られたターンだけマジシャンを破壊から守ります。

マジシャンのダメージ半減効果もあり削られたライフは550で済みました。

ボーマンはこれでターンエンドです。

 

 

Aiが持つ感情

プレイメーカーのターン、ドロー。

まず装備魔法「レジューム・メイス」をマジシャンに装備です。

これは攻撃力を800ダウンさせますが攻撃時に墓地に置くる事で

その攻撃力を倍にする事が可能です。

これで裁きの矢込みでもトライデントの攻撃力を上回る事が出来ますが

ここでAiは「サスペンド・ワンドも発動してここで決着をつけてくれ」とお願いします。

説明はできないけれども今ここでボーマンを倒さないとまずいと

Aiの中の何かが言っているそうです。

非常にAIらしくない実に直感頼りな提案ですがプレイメーカーはそれを飲み

サスペンドワンドをサイバース・マジシャンに装備させます。

メイスと杖の二刀流とかする作品を自分は他に知りません。

そしてサイバース・マジシャンでトライデントに攻撃です。

ここでレジェーム・メイスを墓地へ送ればトライデントを戦闘破壊可能ですが

プレイメーカーが効果を発動したのはサスペンド・ワンド、

しかもサスペンド・ワンドは自分のモンスターに戦闘破壊耐性を付与するものの

代わりに受ける戦闘ダメージを倍にするという諸刃の剣(杖だけど)です。

そのままでは3800のダメージを受けてプレイメーカーのライフは尽きてしまいますが

サイバース・マジシャンがダメージを半減してくれるので実際のダメージは1900です。

そしてサスペンド・ワンドの更なる効果が発動、

装備モンスターに2回攻撃を可能にさせ再度トライデントを攻撃、

今度はレジェーム・メイスの効果を発動して攻撃力を6000まで上昇、

さらにはサスペンド・ワンドを墓地に送る事で先ほど受けた戦闘ダメージ分、

つまり1900攻撃力を上昇させサイバース・マジシャンの攻撃力は7900に。

トライデントは裁きの矢込みでも攻撃力は4600であり

一気にボーマンのライフを700まで削りました。

 

ですがサイバース・ウィッチの攻撃でトドメという所で

ボーマンは永続罠「プロパティ・フラッシュ」を発動、

これは戦闘ダメージを受けた際に1000ダメージにつきカウンターを1つ乗せて

さらにバトルフェイズを終了するというものです。

今回受けた戦闘ダメージは3300なのでカウンターは3つです。

ボーマンは言います、Aiは何をそんなに焦っていると。

Aiはただボーマンを倒そうという心の声に従ったと答えます。

ボーマンはその心の声により墓穴を掘ったといいつつも、

そのAiの気持ちは自分にはない本能であると言いだからこそ

Aiが特別なAIであるのだと言います。

 

 

 

 

今回は特にAiの心に焦点があてられた回でした。

「AIは祈ったりしない、するのは勝つ為の計算だけだ」

一番最初の頃言っていたAiですが今では祈りもするし

昼ドラも楽しんだりするし故郷が滅ぼされて怒りに震え、

敵対していたウィンディでも死にそうになると思わず叫んでしまい

今回は故郷を滅ぼしたボーマンに対して怒りを露わにし

計算ではなく直感によって行動をしたりと

非常に人間臭い行動ばかりとるようになっています。

これがボーマンが言う「特別なAI」の所以なのでしょうね。

そんないつになく心の弱い部分を見せるAiに

プレイメーカーも今回は妙にAiに対して優しい態度を取っています。

普段は割とAiの事をぞんざいにあつかっていますが

今回こんな顔をAiに向けたりしていますからね。

全体的に1期はプレイメーカーのストーリーという感じでしたが

2期はAiのストーリーって感じがしますね。

 

 

 

次回予告 73話『絶望を絶つ光刃』

Aiの嫌な予感は的中した

覚醒したボーマンは今の自分に相応しいモンスターを

ストームアクセスにより手に入れる

だが敗北は必定であると思われたその時

プレイメーカーの手に新たな光が宿る!

さて予告の時点でプレイメーカーがネオストームアクセスと叫んでいます。

当然通常のストームアクセスと何かが違っているわけですが

はたしてどう違うのかが注目ですね。

ストームアクセスがリンクモンスターを引き込む効果だったので

ネオストームアクセスはリンク以外のEXモンスター、

それこそ融合やシンクロなどを引き込む効果なのかもしれません。

また新しいモンスターの姿も見えます。

もしかしたらシンクロ召喚用のモンスターなのかもしれません。

少年風のマジシャンはサイバース・ウィッチのような

シンクロ召喚サポート用のリンクモンスターでしょうか。

ビットロンやデジトロンに似た丸い方はチューナーの可能性もありますね。

これで「シンクロン」って名前だったりしたら笑いますが。

コメント

  1. 大平直樹 より:

    ネオストームアクセス楽しみですね。
    遊戯王のアニメはホント毎週毎週楽しみになりますね。

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