今回紹介するのはフレイム・オブ・デストラクションよりこのカードです。
剛鬼マンジロック
効果モンスター
星1/地属性/戦士族/攻 0/守 0
このカード名の③の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:相手モンスターが攻撃した場合、
そのダメージ計算時にこのカードを手札から捨てて発動できる。
その戦闘で発生する自分への戦闘ダメージは半分になる。
②:自分にダメージを与える効果を相手が発動した時、
このカードを手札から捨てて発動できる(ダメージステップでも発動可能)。
その効果で自分が受けるダメージは半分になる。
③:このカードがフィールドから墓地へ送られた場合に発動できる。
デッキから「剛鬼マンジロック」以外の「剛鬼」カード1枚を手札に加える。
剛鬼のニューフェイスとなる地属性レベル1モンスターです。
ヴレインズにおいてダーク鬼塚がドクター・ゲノム戦で使用し
その効果で地獄螺戦鬼ゴシックローンのバーンダメージを半減させました。
青いタコのようなフードを身に着けた細身のレスラーです。
名前の由来は卍固めと考えていいでしょう。
オクトパス・ホールド、アントニオ・スペシャルとも言われるプロレス技で
上記のような姿勢で相手に足を絡めつつ首やわき腹にダメージを与えます。
メインデッキに入る剛鬼のモンスターの中で唯一名前に動物名が入っていませんが
上記の別名やイラストからもタコがモチーフとなっています。
でも「剛鬼ホールドオクトパス」じゃ駄目だったんでしょうか
①:相手モンスターが攻撃した場合、
そのダメージ計算時にこのカードを手札から捨てて発動できる。
その戦闘で発生する自分への戦闘ダメージは半分になる。
②:自分にダメージを与える効果を相手が発動した時、
このカードを手札から捨てて発動できる(ダメージステップでも発動可能)。
その効果で自分が受けるダメージは半分になる。
①と②の効果はそれぞれ相手モンスターが攻撃した場合、
もしくは自分にダメージを与える効果を相手が発動下時に
このカードを手札から捨てる事で
それぞれ戦闘ダメージ、効果ダメージを半分にするというものです。
完全に0にする事はできませんが剛鬼の共通効果でサーチが可能であり
手札に加えやすいダメージ軽減カードとして活用が可能です。
③:このカードがフィールドから墓地へ送られた場合に発動できる。
デッキから「剛鬼マンジロック」以外の「剛鬼」カード1枚を手札に加える。
③の効果はフィールドから墓地へ送られた場合に
デッキから同名カード以外の剛鬼を手札に加えるサーチ効果です。
メインデッキに入る剛鬼モンスターではお馴染みとなっている共通効果ですが
①や②の効果で手札から捨てた場合には発動できない点には注意しましょう。
①と②の効果は剛鬼共通の効果とあまり噛み合っておらず
実際の所効果的にはやや物足りない所があるモンスターです。
ですがその一方で現在環境で活躍している【剛鬼】デッキの多くには
このカードが採用されている事実が存在します。
その理由は単純明快、このカードが現在唯一のレベル1剛鬼だからです。
ワン・フォー・ワンでデッキから特殊召喚可能、
このカード1枚でリンクリボーのリンク召喚に繋げてサーチ効果を発動可能、
聖騎士の追想 イゾルデから装備魔法1枚を墓地に送るだけでデッキから特殊召喚可能と
他の剛鬼には無い強みが多数存在しています。
要するに「剛鬼の共通効果を持ったレベル1」というだけで十分強いんです。
なんだかんだいってダメージ半減効果も
大ダメージを狙ってくるような相手には無駄にならないので
剛鬼の戦術の幅を飛躍的に広げてくれる存在だと言えるでしょう。
余談ですが最近の剛鬼はEXデッキにトロイメアを採用した
【剛鬼トロイメア】とも言うべきデッキが人気のようですね。
鬼塚もイヴもヒールターンしたという共通点がありますね
コメント
なおエクストラに剛鬼はいない模様
大体トロイメアでびっしりですよね(