遊戯王VRAINS(ヴレインズ)第35話『もう一つのロスト事件』感想

公開日: : アニメ感想, 遊戯王, 遊戯王ヴレインズ

遊戯王ヴレインズ35話の感想です。

前回のあらすじ:スペクターが絶好調

 

 

鴻上博士「残念だったなぁ、トリックだよ」

妹の敗北を知った財前晃はすぐさま帰宅してイントゥザヴレインズ。

急いでブルーエンジェルの元に駆け付けます。

急いでるのは分かりますが家事ロボット殴り飛ばすのはやめてあげて

スペクターは倒れたブルーエンジェルを嘲笑いそのまま姿を消してしまいました。

この時「私達と一緒に消える」と言っています。

彼らもハノイの塔と共に運命を共にするつもりなのかもしれません。

スペクターを追うかブルーエンジェルを介抱するかで迷うマスコミ2人ですが

晃がかけつけた事でブルーエンジェルの事は任せる事に決めました。

しかしそんな晃を突如蔦の檻が囲みその動きを封じてしまいました。

しかもこの檻には触ると昏睡するウィルスが仕掛けられているそうです。

そこに現れたのは死んだはずの鴻上博士。

博士は「SOLテクノロジー社に殺されたが蘇った」と言います。

 

10年前、鴻上博士はSOLテクノロジー社に所属していましたが

その時独断でイグニスの開発をしていました。

そしてロスト事件が終わった後、SOLはイグニスに金の匂いを感じ事件を隠蔽、

鴻上博士を監禁した後に電脳ウィルスによって植物人間にしたのでした。

その後、息子のリボルバーが数年かけて電脳ウィルスを除去、

現実世界で目を覚まさせる事は出来なかったものの

電脳世界で鴻上博士を再現させる事に成功したのでした。

ですが鴻上博士の目的はSOLテクノロジー社の復讐ではありません、

自分が作ったイグニスがあまりにも危険だった為にそれを消去する為に

インターネット全てを巻き込んでまでハノイの塔を作ったのです。

それは自らの消滅も意味しますがそれすらも覚悟の上での行動でした。

鴻上博士は晃の前から姿を消し、そしてブルーエンジェルもデータとなってしまいました。

 

 

プレイメーカーは今もなおハノイの塔に向けて必死に走っていました。

Aiは「データストームを作って一気に移動したらどうだ?」と提案しますが

データストームを塔に吸収されて進行を速めてしまうかもしれないと却下されます。

そして橋を渡ろうという所でスペクターが足止めの為に現れました。

スペクターは先ほどブルーエンジェルを倒してきたと主張、

「青い愛などとくだらない事を言っていました」と完全に侮辱しています。

あ、Aiさん「青いAi」じゃないのでそういうのはいいです

ともかくこうしてプレイメーカーとスペクターのデュエルが始まりました。

草薙の方でもプレイメーカーの動きが止まった事から足止めを食らったと推測していますが

現場の映像を確認できない状態です。

が、その一方でネットテレビの映像がリンクヴレインズ内にある事を確認、

せっかくだから利用しようという事でプレイメーカーの座標データを送ります。

マスコミ2人にとってもこの座標データは渡りに船で早速向かう事にしました。

 

 

今明かされる衝撃の真実ぅ!

先行はスペクター。

まずはゲニウスロキを召喚しそのままそれを素材にドリュアスをリンク召喚、

そしてカードを1枚伏せてターンエンドです。

 

続いてプレイメーカーのターン、ドロー。

と、動く前にプレイメーカーはスペクターに問います。

お前は何の為に戦っているのかと。

10年前の事件と無関係であるならでしゃばるなと。

しかしスペクターは言います。自分もロスト事件の関係者、

それもプレイメーカーと同じく攫われた6人の子供の1人であった事を。

 

自分と同じロスト事件の被害者に遭遇しさすがにプレイメーカーも動揺を隠せません。

そしてだからこそスペクターに問います。

それならば何故憎んでいるはずのハノイに協力しているのかを。

しかしその質問はスペクターからすれば的外れもいい所でした。

何故ならそもそもスペクターはあの事件で何も心に傷を負っていないのです。

それどころかスペクターにとってロスト事件は「楽しかった時間」ですらあると。

スペクターは捨て子であり孤児で育てられてきました。

しかし他の子供たちと上手く馴染む事が出来ず、常に天涯孤独の身でありました。

そんな彼にとってロスト事件に出会えた事はむしろ幸運でさえあったのです。

帰っても天涯孤独の身、しかしここでは誰かが自分を試している。

それは言い換えれば誰かが自分を必要としてくれているという事でもありました。

デュエル漬けの生活も彼にとっては楽しいものであったのです。

しかし彼にとって楽しかった日々は半年で終わってしまいました。

事件の事を話す事は一切禁じられ彼はより腫物として扱われてしまう事になったのです。

そんな生活に我慢できなかったのでしょう、彼は施設を脱走、

封鎖されていた監禁場所へと入り込みそこで辛抱強く待ったのです。

そしてリボルバーと出会い、ハノイの騎士になったと言うのです。

 

そんなスペクターの話を聞いたプレイメーカーはまさに信じられないといった様子でした。

自分にとって何事にも許しがたいものとなったロスト事件、

その同じ被害者がむしろその事件に感謝しているとまで言うのですから。

それはプレイメーカーにとって自分にとっての絶対の正義が揺らぐものだったでしょう。

それどころか「自分の価値観が正義と振りかざすあなたの方が不思議」とスペクターは言います。

それほどまでにプレイメーカーとスペクターの価値観はまったく異なるものだったのです。

プレイメーカーにとって終わりであったロスト事件はスペクターにとっての始まり、

Aiはプレイメーカーの動揺を感じ取り、これ以上スペクターと会話させるのはまずいと判断、

無理矢理にでもプレイメーカーにデュエルを続行させます。

プレイメーカーはまだ動揺している様子でしたがとにかく今は世界の一大事です。

ゴーストガールやブルーエンジェルを救う為にもここで立ち止まるわけにもいきません。

 

 

藤木性ソリティア理論

まず手札からレイテンシを墓地に送りビットルーパーを特殊召喚、

そしてこれを素材にLINK-1、リンク・ディサイプルをリンク召喚です。

続いてリンク先にリンクインフライヤーを特殊召喚、

これを素材にLINK-1、リンク・ディボーティーをリンク召喚です。

そしてディボーティーをリリースしてディサイプルの効果発動、

1枚ドローした後に手札を1枚デッキに戻します。

さらにディポーティーの効果も発動、リリースされた時にリンクトークン2体を特殊召喚です。

続けてサイバース・ガジェットを通常召喚、

効果で最初に墓地へ送ったレイテンシを蘇生します。

ここでプレイメーカーが3連続リンク召喚を宣言します。

まずガジェットとレイテンシを素材にLINK-2バイナル・ソーサレスをリンク召喚、

ガジェットが墓地へ送られた事でガジェット・トークンを特殊召喚です。

続けてガジェット・トークンとディサイプルを素材に

LINK-2、マルチスレッジハンマーをリンク召喚、

さらにさらにリンクトークン2体でバイナル・ブレーダーをリンク召喚します。

 

 

環境破壊は気持ちいいゾイ

バトルフェイズ、バイナル・ソーサレスで攻撃を仕掛けますが

ドリュアスは攻撃対象にならない為これはスペクターへのダイレクトアタックとなります。

ダメージを受けた直後、ガードナーを特殊召喚しつつ受けたダメージを回復し全回復です。

スペクターは自分が巨大な樹に守られている事に悦に浸っています。

ここでスペクターはさらに自分の過去を話します。

ブルーエンジェルの時よりもかなり過去を話してきますが

何だかんだで同じロスト事件被害者のプレイメーカーに親近感があるのかもしれません。

スペクターは赤ん坊の頃、大きな樹の下に捨てられていたと言います。

赤ん坊の頃でしたがその頃の景色は記憶に残っている様子です。

施設の近くの樹だったのですが拾われるまでに数日かかっており、

その間その樹が雨風や野犬からスペクターを守ってくれていたのです。

・・・いや待って施設の近くに野犬いるのやばくない!?

拾われるのに数日かかるというか立ち入り禁止になっててもおかしくない奴だよ!

まあともかくそんな野犬のいる危険地域に捨てられながらも拾ってもらえたスペクターは

ロスト事件の間、唯一の気がかりとしてその樹の事を考えていました。

ですが救助された後、樹は無残にも切り落とされていたのです。

それがきっかけとしてスペクターは大人達を失望するようになり

また施設に対する心残りを捨て去る事になりました。

そんな彼にとって世界が破滅する事なんてどうでもいい事であり

リボルバー様の力になれるのならと積極的に手を貸しているのでした。

 

 

 

 

 

スペクター、予想以上にやばい人でした。

「あの事件の間リボルバーが心の支えになっていた」

というのならばとても納得のいく心酔の仕方だったのですが

その実「単純にあの事件が楽しかった」という斜め上の答えだったという。

「自分にとってはプレイメーカーの正義感の方が不思議」と

遊作との価値観の違いをはっきりと主張してきましたね。

ただ誰も自分を受け入れてくれなかった中、

必要としてくれた存在がいる事を嬉しいと感じる気持ちは理解できます。

遊作にとっては同じロスト事件の被害者でありながら

価値観のまったく異なるスペクターとどのように立ち向かうかが課題となりますね。

 

次回予告 36話『くだらない正義

これは執念によって成り立つ個人の戦い

他人を巻き込んではならないと固く誓っていたが

無常にも現実はそれを許してくれない

次第に疲弊していく精神を 正義感だけが支えいていた

どうやらスペクターはまだ切り札を隠しもっているようですが

これはさらに進化したサンアバロンの事でしょうか、

それともプレイメーカーの「正義感」を揺さぶる事実の事なのでしょうか。

リボルバーに関しての情報が何か開示されそうですね。

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Comment

  1. 匿名 より:

    まだ見てないけどこの記事見てる感じだとスペクター勝手に大人に失望してるけどこいつその樹が自分にとって大切だっての誰にも話してなさそうなんだけど
    だったらいない間に切られてようが仕方ないよね
    だってその樹が大事だと主張された事が無きゃ周りにとっちゃただの「その辺に生えてる樹の1本」でしかないし

    これスペクターただのコミュ障こじらせた大馬鹿なんじゃ……

    プレイメイカーも自分とスペクターの間には「事件前の記憶があるかないか」ってデカすぎる違いがあることに気づけられれば晃戦の時みたいに
    即「貴様に俺の何が分かる‼」ってブチギレられるだろうに

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